4.資格・特技欄のコツ
一生懸命アルバイトや趣味をしていたのなら、きっと特技として語れることはあるはずだ。 |
- PRしたい順番に書く。
提出する企業によって、PRしたい資格・特技が違うのであれば、当然順番を変えることを意識しよう。
- “取得”は要らない。
取得年月日を書く欄があったときには必要となるが、ただ羅列する場合には不要である。
- 空欄を作ってはいけない。
特に資格が無くて困ってしまう人もいるだろう。そんな時は、特技を書こう。特技とは「みずから得意とする特別の技能。」(大辞林 第二版、三省堂)である。例えば英語が得意なら英語と書き、どのくらい得意なのかを補足すればいい。例えば「どこでも寝ることができる」「子供とすぐに打ち解けることができる」でもいい。必ずそれに付随する具体的エピソードを添えることがポイント。とにかく、空欄にだけはしてはいけない。
- (カッコ)で囲んで、必ずコメントをつけてPRする。
前項と目的は同じ。資格名だけでは意思が伝わらないこともある。マイナーな資格ならなおさらだ。しっかり書き込もう。以下に例を載せておく(提出する企業が求める力を「相手を配慮する力」だとする)。- 剣道初段(技だけでなく、礼儀作法や精神の鍛錬になります)
- TOEIC750点(仕事に活かせるように、800点を目指し猛勉強中)
- 握り寿司(左手で18gのシャリを掴み高速で握ります。もちろん心を込めて)
---------------------------------
最後にもう一度確認しよう。
コンセプトは一つ。
「伝えたい最大限の自分を表現する」ことだ。
全ての欄で「求める力」を持っていること、そして再現できることを、面接官に訴えかけよう。