大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活履歴書ブラッシュップ大作戦(4ページ目)

履歴書を作成する上で一番大切なことは、「伝えたい最大限の自分を表現する」ことだ。写真、ハンコも含めた全ての欄を用いて、君が「求める力」を持っていること、そして再現できることを訴るつもりで書こう。

執筆者:見舘 好隆

4.資格・特技欄のコツ

履歴書
一生懸命アルバイトや趣味をしていたのなら、きっと特技として語れることはあるはずだ。
最後に、資格・特技欄のコツを書いておく。参考にして欲しい。尚、考え方は趣味やゼミ欄でも活用できる。間違っても「趣味:映画」なんて書かないように。
  1. PRしたい順番に書く。
    提出する企業によって、PRしたい資格・特技が違うのであれば、当然順番を変えることを意識しよう。
     
  2. “取得”は要らない。
    取得年月日を書く欄があったときには必要となるが、ただ羅列する場合には不要である。
     
  3. 空欄を作ってはいけない。
    特に資格が無くて困ってしまう人もいるだろう。そんな時は、特技を書こう。特技とは「みずから得意とする特別の技能。」(大辞林 第二版、三省堂)である。例えば英語が得意なら英語と書き、どのくらい得意なのかを補足すればいい。例えば「どこでも寝ることができる」「子供とすぐに打ち解けることができる」でもいい。必ずそれに付随する具体的エピソードを添えることがポイント。とにかく、空欄にだけはしてはいけない。
     
  4. (カッコ)で囲んで、必ずコメントをつけてPRする。
    前項と目的は同じ。資格名だけでは意思が伝わらないこともある。マイナーな資格ならなおさらだ。しっかり書き込もう。以下に例を載せておく(提出する企業が求める力を「相手を配慮する力」だとする)。
    • 剣道初段(技だけでなく、礼儀作法や精神の鍛錬になります)
    • TOEIC750点(仕事に活かせるように、800点を目指し猛勉強中)
    • 握り寿司(左手で18gのシャリを掴み高速で握ります。もちろん心を込めて)

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最後にもう一度確認しよう。

コンセプトは一つ。

「伝えたい最大限の自分を表現する」ことだ。

全ての欄で「求める力」を持っていること、そして再現できることを、面接官に訴えかけよう。
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