今やネット無しに就職活動はできないのですが…。
ネット無しに就職活動は難しいけど、それに依存するのは本末転倒だ。 |
さて、今やネット無しに就職活動を行うことは難しい。しかし、ネットだけに依存してはならない。一つ例を挙げてみてよう。
<リクナビ2006実績>※2005年6月時点
- 登録者数…580,359人
- 掲載社数…6785社
(出典:(『採用プロセス調査2005』リクルートワークス研究所)
<求人倍率>※2006年3月卒
- 求人倍率…1.6倍(昨年度1.37倍)
- 求人総数…698,800人
- 民間企業就職希望者数…436,300人
(出典:(『大卒求人倍率調査(2006年卒)』リクルートワークス研究所)
<平均内定数>
- 平均内定者数…14.4人
- 平均内定辞退者数…3.7人
(出典:(『新卒者等採用動向調査(2005年4月入社)』東京商工会議所)
採用情報サイト最大手であるリクナビに掲載されている掲載社数は6785社。1社あたりの平均採用予定数は約10名をすると(採用数が多いほどリクナビを使うので、リクナビに掲載されている会社の採用数はもっと多い可能性がある)、6785社×10名=67850名。よって、リクナビに掲載されている求人数は、全体の求人総数の約1割しかないことになる。「えぇ!1割しかないの!」と驚くかもしれないが、よく考えてみればリクナビに掲載するにはコストがかかるし、また数名の採用しかなくてたくさんエントリーを集める必要が無い企業はリクナビに載せないのだから少なくて当然だ。他の就職情報サイトを全部足しても、求人総数の2割もいかないだろう。この数字だけを見ても、採用情報サイトだけに依存してはならないことがわかる。
あくまでも主体は「リアルな就職活動」だ。ネットは「リアルな就職活動」を効率化する「ツール」に過ぎないことを、みなさんに伝えて行きたい。
<目次>
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