大学生の就職活動/就職活動での業界・企業研究

就活で先輩訪問における15の掟(3ページ目)

「やりたいことがわからない」のだから、「実際に働いている人」と会おう。「内定を取りたい」のだから、「内定を取った人」と会おう。先輩訪問こそ、就職活動における最強のアクションなのだ。

執筆者:見舘 好隆

【オキテ1】目的をハッキリ決める

先輩訪問
会う前の準備がしっかりできていれば、得られる情報も深くなるし、信頼も得やすい。
まずは事前準備から始めよう。最初に決めるべきことは、話を聴く「目的」である。なぜならば、アポを取る時にも伝えなければ、相手は会うべきかどうかも判断できないし、何を話せばいいのかもわからないからだ。話を聴く目的は、君の状況によって千差万別。以下に例を挙げる。例えば社会人の先輩なら、
  • 仕事のやりがい
  • 職場の雰囲気
  • 働く人の価値観
  • 企業が求める力・人材
など、会社説明会や企業HPではなかなか掴みきれない情報を聴くべきだろう。例えば内定を取った先輩であれば、
  • 入社を決めた理由
  • 「やりたいこと」を見出した方法
  • 入社したい会社を探した方法
  • 面接やグループディスカッションの秘訣
など、これも就職活動をくぐり抜けて内定を獲得し、入社を決意した人しか語れない情報を聴くべきだろう。

さらに、先輩が君に教えてくれる情報は、就職本やwebに載っている、一般向け、不特定多数向けに作られたものではなく、君のために考えて、言葉を選んで教えてくれるのだ。だからこそ、何を教えてほしいのかを、明確に言葉にしてアポを取ろう。

※次の記事で、先輩訪問における15の掟(事前準備編・その2)を学ぶ!
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