『起業・企画・営業・雑談のネタは日常の諦めている不便利から』
「会社の人が考えるのをやめてしまったことって、どんなこと?」それを考察したのが、『起業・企画・営業・雑談のネタは日常の諦めている不便利から』だ。著者は海外のユニークなウェブサイトを紹介するサイト『百式』の管理人だ。
ちょっと本の中身を紹介しよう。
「バーのコースターの裏に話のネタとか書いてあると、それはそれは素敵なバーだね」
初めての街のコーヒーショップのトレイの紙に、その街のオススメスポットがあると嬉しいですね。電車の切符の裏でもいいし、タクシーに置いてあるチラシでもいい。小さなことだけど、そのサービスを利用するリピーターが増えるような気がする。フードサービス希望の人は、頭の隅に置いておこう。
「100円入れないと鍵が開かないドアとかあるといい貯金ができそうだ」
パソコンの電源でも、目覚まし時計でも、いろいろ活用できそうだ。駅にあるチップ式トイレも、トイレのドアにつけた方が、タダで使う人を減らせるだろう。インテリアや生活用品系メーカー希望の人は、頭の隅に置いておこう。
「掃除する時に床についているふたをあけて、ほうきでそこまでホコリを掃いていけばビューンと吸いとって自動的にゴミ箱へ」
これはかなり便利だ。特に一人暮らしの学生は欲しいだろう。ペット可やブロードバンド対応など、マンションも多機能になってきているけど、この機能が付くと売上倍増かも。ゼネコン希望の人は、頭の隅に置いておこう。
などなど、「会社の人が諦めていること」を自己PRに書く。
まだ諦めていないあなたが「不便利だ」と思うことを書く。
「その気持ちを忘れず御社で働きたい」と書けば、
あなたの「可能性」は十分伝わるはずだ!
※この本のアイデアをそのまま使用するのは禁止だよ。もし面接官が読んでいたら、パクリとばれるよ。引用として使うのはOK!
※めちゃくちゃ的外れなアイデアじゃないかは、先輩に確認するのもいいでしょう。参考記事:「フィージビリティ・スタディ」
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