※「複数内定、内定辞退する企業を決める方法とは?」から続きます
【対策3】両社の人事に社員を紹介してもらう!
内定前はなかなか会うことが難しかった先輩社員も、内定者なら話は別だ。どんどん会いに行こう! |
バブル崩壊後の冷え切った頃の就職活動では、まずあり得なかったアプローチである。もちろん「即答できないなら内定出さないよ!」「決めきれないなら内定取り消すけどいいかな?」のような「揺さ振り」をかけてくる人事もいるかもしれない。しかし今の時代、そういった学生の心象を害する行動を取る人事はもういないと考える。なぜなら今はネットで悪評は瞬く間に拡がってしまう。そんなリスクを冒してまで学生を押さえつけても、何のメリットもないのだから。
よって、君が悩んでいることを伝えれば、人事はきっと君が自社を選ぶ決意を得るための支援は、喜んでしてくれるだろう。だからこそ、「社員と話す機会を創って下さい!」というお願いは、人事も受け入れやすいのだ。さらに「内定者と社員が話すこと」には、人事にとってもメリットがある。
- 入社した時、十分自社を理解した上での入社することになる。
安易に決めた結果、入社後すぐに辞められた方が人事は困るのである。十分悩み、十分理解した上で入社したなら、早期退職の確率は減るはず。トータルで考えたらそっちの方がお得なのだ。
- また一からいい人材を探すより遥かに効率的である。
求人広告から書類選考・会社説明会、数回の面接を実施し、やっと出会った貴重な人材なのだ。また一からその作業をするのは大変。よって今、目の前で悩んでいるその素晴らしい人材を説得するのに、例えば社員を紹介することは造作もないことなのだ。
しかし、この素晴らしい方法にも、一つだけ弱点がある。それは、ますます両社が好きになって、決めきれなくなる点だ。両社の人事にお世話になった手前もある。
さて、そうなった時、どうすればいいのだろうか。
【対策4】必ず期限を定めて、それまでに決める決意を持つ!
特にオフィスに溶け込んでしまうと、ますます決めきれなくなるだろう。さあ、どうする? |
- 何もしないで決めた時より、納得感が大きい。
前ページで述べた、人事のメリットの裏返しだ。ここでとことん考えて決めたからこそ、ますますその会社のことを好きになれるだろう。そして入社後、少々つらいことがあっても耐えられるだろう。ここで適当に決めてしまったら、辛いことがあっても踏ん張れなくなってしまう。「あの時あっちの会社にしたら良かった」なんて、消極的な台詞を言わなくて済む。
- 辞退する時に、人事も納得してくれる。
適当に辞退されたら、人事は辛い。ちゃんと伝えきれなかった自分を悔いるだろう。しかし、悩んでいる学生に対し、ちゃんと応え、結果駄目だったら仕方ないと諦めもつくだろう。さらに「あっちの会社で、頑張って下さい!」と心から言えるだろう。君が具体的にとことん悩みぬいて決断した過程を分かりやすく人事に伝えることこそ、大切なのだ。
つまり、「両社の人事に社員を紹介してもらう」方法は、君が入社を決意する上で、最高のアプローチなのだ。
しかし、この方法には注意するべきポイントが三つある。
社員を紹介してもらう時の「頼み方」と、
教授などに書いてもらった「推薦状」と、
決断する「期限」についてだ。