大学生の就職活動/就職活動の選考対策

自己PR&志望動機講座の応用(11ページ目)

自己PRに書くことは「やりたいこと」「できること」「価値観」の3つ。特に「できること」はとても書くのが難しい。でも「スキル」を理解し、それを証明する書き方をすれば、説得力は倍増します!

執筆者:見舘 好隆


Step-10・スキルはポートフォリオで証明する

「ポートフォリオ」。語源的には「書類をいれて持ち運ぶ書類入れ」のこと。ビジネスでは資産運用方法のひとつを指しますが、ここでは「面接で鞄に入れて持っていく、あなたオリジナルの成果物」を指します。

【ポートフォリオになるもの】
    • 作品
    • 表彰状
    • 資格証明書
    • パブリシティ(雑誌や新聞に載ったもの)
    • 論文
    • 著書
    • 推薦状
    • 収集物や記録・学習成果をまとめたファイルやノートなど
私は大学時代、劇団に所属していました。その頃の私の例は以下になります。
【ポートフォリオの例(私の学生時代版)】
    • 私が出演した劇のビデオ
    • 名前が入ったチラシやパンフレット・ポスター
    • “ぴあ”などに掲載されたパブリシティ
現在の私の例は以下になります。
【ポートフォリオの例(私の現在版)】

人形劇をしていたならその人形を、
新聞部にいたならその新聞を、
学園祭を企画したならそのパンフと写真集を、
アメリカを横断したならそれが一目でわかる日記や写真集を、
バイト先でトップセールスを記録したなら店長が書いた手書きの賞状を、
バイト先で寿司を握っていたなら店長が書いた腕を認める手書きの証明書を、
ゼミでいい発表をしたなら教授コメント付きのダイジェストを、
ブリキのおもちゃを集めているならその写真と一押しのおもちゃを、
旅行会社を志望するならパンフや店舗を比較分析した写真付きレポートを、
先輩訪問に力を入れたなら、集めた名刺の束を。

つまり、目で確認できるものほど、説得力のあるものはないということです。

もし無いなら、今からでも用意できないか、一度考えてみよう。

そして面接に必ず持っていこう。結局披露する機会が無くても、それがあなたの自信をずっと支えてくれるから。

※簡単に作ることができる!ポートフォリオの例はこちら!

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以上、長編になりましたが、理解してもらえたでしょうか?
少ししかわからなくても、その少しを今書いている自己PRに生かしてみてください。
驚くほど、磨きがかかって、面接でもすらすら言えて、自信がつくよ。

是非、お試しください。

※必ず「自己PR&志望動機の書き方講座」とセットで読んでくださいね!
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