大学生の就職活動/就職活動での内定から入社まで

就職活動終了。さあ卒業までにどうする?

社会人になると、新しいことにチャレンジする気力は作りにくいし、土日はきっと休養に使ってしまう。内定を取る=君の大学生活ではない。卒業までの時間こそ、君の将来にとても影響することを、忘れてはならない。

執筆者:見舘 好隆

やったー!終わったー!
とついつい遊んでしまいがちですが…。

万歳
内定獲得。万歳!でもこれからが本番だ!
記事「就職活動を終える決意についての考察」で考えて、結果、就職活動を終えた学生の皆さんに伝えたいことを書いてみたい。もちろん、就職活動中のみなさんも、終わってからの課題を知っておくことは有意なので、ぜひ読んで欲しい。

結論を先に言う。「大学生活の意味づけを行うこと」だ。

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苦しかった就職活動。念願の、もしくは念願どおりは行かなかったけど、自分なりに満足できる会社の内定が取れた。おそらく取得単位も卒論以外(卒論が無い学部もあるが)は残っていないだろう(私は48単位も残していたが…)。もちろん、内定者親睦会や内定式、内定者研修などは当然押さえることは前提で、さて、残りの大学生活をどうすべきだろうか。

1.卒論に全力投入する。

就職活動をしたということは、大学院には進まない、つまり卒論もそれを意図したものではないだろう。すると、卒業単位としてやむを得ず書くということになりがちだが、それでは勿体無い。卒業するためだけでなく、「大学生活の集大成として」の論文を書こうと、意気込んで欲しい。偉そうなことを書いているが、私の卒論はただ単位取得だけの論文だった。闇に葬りたい論文である。今でもずっと、いやな気持ちが残っている。その気持ちを払拭したくて、社会人大学院の修士論文には、かなりパワーを掛けた(締め切り5秒前に提出して仲間に大爆笑されたが)。そして一生懸命書いた論文は、とても将来に好影響を与えることを知った。なぜなら、積極的に挑むということは、担当教員や院生はもちろん、調査に関わる人たち(調査対象企業など)と密にコミュニケーションを取ることになり、いい人脈を作ることにつながるからだ。結果、今でもいい友人であり、自らの転職を含めたいい相談相手になってくれたり、チャンスをくれたりしてくれた。

いい加減な論文を書けば、担当教員に失望されるし、ゼミ仲間からの信頼も得られないだろう。結果、君の大学生活のラストが、とてもつまらなくなる。卒業パーティーの居心地も悪くなる。

だからこそ、卒論には全力投球するべきなのだ。


※次のページで、将来につながる授業を学ぶことを考えてみる!
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