「就職と資格」について考える
「仕事に活かせる資格」のガイド、いぬかいはづきさんのコラム「資格を取ってその先どうする?」に書かれた言葉。「資格は目的ではなく手段である」
そう、どの資格が就職に有利?かではなく、
- 「やりたい仕事」に就くにはどんな資格を持っておいたほうがいい?
- 「入りたい会社」に入るにはどんな資格を持っておいたほうがいい?
ただ、
「やりたいこ仕事・入りたい会社が見つからないけど、資格は取っておきたい!」
と思う人もいるでしょう。
それなら時間がある今のうちに、「資格を取ることで自信を手に入れる」機会にするのもいいかもしれません。なぜなら、資格を取って初めて、その資格を活かせる仕事や会社が見えてきたり、資格取得の勉強によってその分野に興味を持つようになったり、同じ資格を目指す人と友達になったりすることもあるからです。
あなたにとっての新しい領域が開拓されるなら、それも悪くない。
そして一番の成果である「頑張ればできるんだ=成功体験」を得られるなら、文句無しです。すばらしい「機会」です!
よって、仕事に繋がるかどうかは分からないけど、何となく興味がある資格にトライすることは、必ずしも無駄ではないと思います。考えすぎて「機会」を失するの方が、損ですから。
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でも、あくまでも資格は「手段」。
面接の時に「資格を持っています」とPRしても効果ないよ。そんなことは履歴書を読めばわかります。面接官は、資格ではなく、資格を持っている「あなた自身」に興味があるのですから。
なぜなら、仕事をするのは「資格」ではなく「あなた自身」なのですから。
※資格取得のために会社を利用することもあります。例えば、建築士は現場の実務経験が必要です。私の持っているキャリアカウンセラーの資格も人事や人材派遣などの実務経験が必要です。
※資格以外でも会社は活用できます。つまり、「やりたい仕事」を実現する力(ビジネススキルや経験、人脈など)を身につけるための手段として、会社を活用するのです。例:「会社に入って、英語を身に付ける」
※資格以外でも会社は活用できます。つまり、「やりたい仕事」を実現する力(ビジネススキルや経験、人脈など)を身につけるための手段として、会社を活用するのです。例:「会社に入って、英語を身に付ける」
※次のページで、「就職と就職部」を考える。