大学生の就職活動/就職活動での自己分析

インターンシップで確実に成長する秘訣 1

「目標設定→実行→評価→言語化」このスキームでインターンシップに取り組めば、自らの基礎力を成長させ、獲得した知識・スキルは十分就職活動にも学業にも活用できる。

執筆者:見舘 好隆

せっかくインターンシップに参加するんだから、
確実に自らを成長させようではないか

インターンシップ
暑い夏、慣れないスーツできっと大変だろう。でも得られるものは大きい。確実に持ち帰ろう。
さて、そろそろ夏休みである。夏と言えばインターンシップ。参加を予定しているみなさんも結構いるんじゃないかな?

記事「インターンシップの光と影」でも書いたが、インターンシップの以下のタイプは大別される。
  1. 採用に直結するタイプ
  2. キャリア開発プログラム(例:企業が課題を出し、グループワークやプレゼンテーションなどを実施させるなど)
  3. とにかく機会を紡ぎだすタイプ(例:職場体験をしたり、ジョブシャドウイングができるなど)
    ジョブシャドウイング…働いている社会人に鞄持ちの如く「影」のように密着し、現場の雰囲気を肌で感じつつ、その業種や職種で求められるスキルや知識を学ぶ。
インターンシップはほぼ「タダ働き」である。よって参加する目的は金儲けではなく、「自らを成長させる」ことだ。タイプ1の目的は「内定」であるが、内定が取れなくても何かを身につけるという観点では同じである。タイプ2と3は少なくとも「何かを身につけよう」と思って参加するはずだ。

というわけで、今回はインターンシップに参加するにあたって、どんな準備をすれば、そして現場で何をアクションすれば、さらに終了後何をアクションすれば、自らを成長させることができるのかを、一緒に考えていきたい。

ポイントは、「外的キャリア」「内的キャリア」を切り分けて考えることだ。


<目次>
  1. 【準備編1】未知の世界をより理解するために下調べする
     
  2. 【準備編2】今の自分の基礎力レベルを把握する
     
  3. 【準備編3】基礎力レベルを向上させるアクションプランを考える
     
  4. 【実践編1】未知の世界をより理解する
     
  5. 【実践編2】自らの基礎力を向上させる
     
  6. 【終了後編1】知りえた世界を発展させるために言語化する
     
  7. 【終了後編2】成長させた基礎力を確認しそのプロセスを言語化する
     
  8. 【まとめ】「目標設定→実行→評価→言語化」のスキームの重要性



※次のページで、【準備編1】未知の世界をより理解するために下調べすることを学ぶ!

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