大学生の就職活動/就職活動での自己分析

インターンシップで確実に成長する秘訣 2(2ページ目)

「目標設定→実行→評価→言語化」このスキームでインターンシップに取り組めば、自らの基礎力を成長させ、獲得した知識・スキルは十分就職活動にも学業にも活用できる。

執筆者:見舘 好隆

【実践編1】未知の世界をより理解する(外的キャリア)

名刺交換
渡す名刺は無いかもしれないけど、しっかり名刺はもらおう。名前も覚えられるし、インターンシップ後もお礼状などを送るために必要だ。
「【準備編1】未知の世界をより理解するために下調べする」で設定した、目標設定した「獲得したい知識やスキル」を、実際により深く理解するアクションを実施してみよう。つまり、インターンシップを担当している社員はもちろん、その他の社員に「どんどん質問する」のだ。

せっかくほとんど無報酬で、夏休みなどの貴重な時間を投じて参加したんだ。「参加したからこそ、知りえた深い知識」を持って帰らなければ価値が無い。図書館で本を読めば知りえるような知識やスキルではダメだ。実際に働いている現場の人でなくて知りえない情報、実際にやってみなくては修得できないスキルを、必ず持って帰ろうと思う意思を絶対に疎かにしてはならない。

「質問しても教えてくれないかもしれない」

なんて不安は不要だ。そもそもインターンシップ自体がその企業にとって「やらなくてもいいこと」「利益にならないこと」なのだ(記事「インターンシップの光と影」)。何も質問しない大学生の方が遥かに失礼であり、逆に質問してくれる大学生の方が担当者にとって遥かに喜ばしい存在なのだ。よって、質問すればどんどんいろんなことを教えてくれるだろう。


「質問することが望まれる」という、素晴らしい環境であることを忘れてはならない。そして、「質問で得られた知己こそ宝」であることを肝に銘じて欲しい。



※次のページで、【実践編2】自らの基礎力を向上させることを学ぶ!

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