確定申告で5,000円を税額控除する方法
自宅のPCから確定申告ができます |
国税電子申告・納税システムのことで、利用すると自宅のPCから確定申告の手続きができます。そして、この「e-TAX」を利用して確定申告をすると平成19年度分または平成20年度分のいずれか一回、その年分の所得税額から最高5,000円を限度として控除を受けることが可能です。
他にも確定申告の方法は、税務署に出向いて帳票をもらうか、PCで帳票を印刷してその帳票を税務署に持参もしくは郵送して提出する、税務署でオンライン申告するなどがありますが、この最高5,000円が控除される「電子証明書等特別控除」は適用されません。
「e-TAX」を利用するためには、電子署名用の電子証明書(電子証明書がICカードで発行される場合は、ICカードリーダライタ)や電子申告・納税等開始届出書の税務署への提出、利用者識別番号の取得などの準備が必要です。
一度導入してしまえば「e-TAX」が一番簡単そうです。ただ、5,000円の特別控除があるとはいえ、準備コストや手間を考えると、今後継続的に確定申告を行う可能性があるかを検討しながら、ひとりひとりの働き方に合わせた選択をする必要があります。
確定申告の書類作成そのものは、難しそうな印象がありますが、実際に取り組んでみると、書類上の記入箇所も30箇所項目があるうち、一般的には5箇所程度です。オンラインの場合も一般的には5箇所程度です。ただし、住所氏名等は除きます。添付の記入方法説明書や、HP上に丁寧に解説してありますので意外と簡単です。気負わず、チャレンジしてみてくださいね!
■確定申告関連情報
派遣社員の確定申告マニュアルその1(準備編)(All About)
派遣社員の確定申告マニュアルその2(手続編)(All About)
国税庁 e-TAXでらくらく確定申告
国税庁 確定申告書作成コーナー
国税庁 タックスアンサー