好きな仕事を求めて会社を辞めちゃったアイコさん。初めてのことばかりで、ドキドキうろうろしながらも、派遣の仕事をGetしてHappyになる物語です。
英語を使った仕事がしたくて会社を辞めたアイコさんでしたが、なんとかそのキャリアの糸口をつかめたようです。そのやさき・・・・・!
<バックナンバー>
Vol.1「チャレンジ!派遣登録。」
Vol.2「仕事GETへ初アプローチ!」
Vol.3「いざ!初出勤」
Vol.4「人間関係に悩んでいます」
Vol.5「やっぱり相談してよかった。」
Vol.6「英語を使った仕事って?」
その痛みは急にやってきた
火曜日の夜明けごろ、アイコさんは急にお腹が痛くて目がさめました。こんなことははじめてです。いったいどうしたのでしょう。しばらく時間がたってもお腹の痛みは増すばかり・・・・。こんな時一人暮らしだと救急車を呼ぶしかないのでしょうけれど、「ご近所に迷惑だからなああ・・・。」とアイコさんとしては迷っています。でもますますお腹は痛くなり、ついにベッドサイドの電話で救急車を呼びました。救急車は驚くほど早く到着したのですが、アイコさんはドアを開けるのが精一杯で、そのまま病院に運ばれていきました。
さて、アイコさんの派遣先。始業時刻になってもアイコさんは出社してきません。同僚はとても心配です。
「どうしたのかしらね。」
「いままで一度も休んだことがないのに・・・。連絡がないなんて・・・。」
「さぼりじゃないの?」
「アイコさんに限ってそんなことはないと思うよ。いままでちょっと遅刻するときでも絶対電話連絡をしてきたもの」
「そういえばそうだねえ。派遣会社に連絡してみようか」
主任をはじめ派遣先の人達は、アイコさんが無断欠勤するとは思っていないようです。
派遣会社も知らない
派遣先からアイコさんが無断で休んでいると連絡をうけた派遣会社も事情はわかりません。
「アイコさんが無断欠勤するとは思えないんです!出勤途上で交通事故にでもあったのではないでしょうか?心配です。すぐに調べてください!」
そんな連絡をうけた営業担当は、アイコさんの家にいって確かめたほうがいいのか迷いました・・・。でも派遣先の方々があんまり心配するので、家にいってみることにしました。
営業担当は1時間かかってアイコさんのアパートに到着。なんどもインターフォンを鳴らしましたが応答がありません。
「やはり事故なのかな・・・・」
・・・と、隣のドアが開きました。
「その部屋だったら、今朝早く救急車がきてましたよ」
営業担当者はビックリです!!隣の人ではどこの病院にいったのかわかりませんでしたので、近くの駐在所に駆け込み調べてもらいました。