単発派遣は長期派遣やアルバイトとどう違う?
単発派遣には様々な利用方法があります |
単発の派遣は1日限りや一週間限定などの短い期間だけ派遣される仕事をいい、長期的な安定収入を得るためではなく、収入を一時的に増やしたい場合に利用することができます。また、長期的な仕事をすることが不可能な状況にある場合に利用することも可能です。
例えば、平日は一般事務の派遣で働きながら、休日のうち数日は単発で働いて収入を増やしたり、規則的に仕事ができない場合は単発の仕事を組み合わせながら収入を得たりするなどの利用の仕方があります。
気をつけたいのは、単発派遣のみを組み合わせて収入を得る場合、派遣会社の社会保険の加入条件を満たさないため加入できない点です。詳しくは派遣社員、仕事の切れ目が保険の切れ目?!をご覧ください。
次に、アルバイトとの大きな違いは、雇用形態の違いです。アルバイトが仕事先との直接雇用なのに対し、単発の派遣は仕事先との直接雇用関係はなく、派遣会社への登録が必要です。
アルバイトの場合は、仕事探しから応募や面接なども自分で行う必要があります。単発の派遣は、派遣会社に連絡をすれば条件に合う仕事を探してもらえ、紹介された仕事を引受ける場合、企業との交渉は派遣会社が行います。企業との事前の面談がないことがほとんどです。
ただ、以前の記事派遣会社を味方にする!「派遣登録」講座に書いたように、派遣登録は数時間を要します。そのため、一日だけの単発派遣のために登録するのは時間もコストもかかります。しかし、一度登録してしまえば同じ派遣会社から仕事を紹介される限り、企業とのやりとりからお給料のことまで派遣会社任せにすることができます。
それでは、単発派遣にどんな仕事があるのか、また、年齢や性別で募集に差があるかどうかを次のページで見てみましょう。