一つの資格でも複数の職種にチャレンジできる
やりたい仕事に直結する資格は何かをよく検討しましょう |
国家資格 弁護士、公認会計士、通関士、システムアドミニストレータなど
公的資格 簿記、秘書検定、証券外務員資格など
民間資格 ファイナンシャル・プランナー、TOEIC、MOSなど
「公的資格」は「国家試験」に準ずる資格で、省庁や日本商工会議所が認定するため社会的な信用度も高い資格です。「民間資格」には認知度や信用度にばらつきがあるので、企業のニーズや取得後の活かし方をよく調べることが大切ですよ。
募集条件によく見られる3つの資格、「簿記」「証券外務員」「TOEIC]に関係が深い職種は、
簿記…経理事務、会計事務など
証券外務員…証券会社や金融機関など
TOEIC…英文事務、貿易事務、秘書、翻訳・通訳など
です。一つの資格でもいくつかの職種に活用できますね。
例えば、私の場合は、秘書検定2級を取得後、金融事務から派遣ライフをスタートさせました。3年間勤務し時給は1年ごとに30円づつ上がりましたが、キャリアアップも時給アップもしたいと思い、もともと英語が好きだったことから、TOEICを今後のキャリアに活かすことにしました。
働きながら、ランチタイムや休日などの空き時間を利用して1ヶ月ほど集中的に勉強。テスト結果が出た後の更新時に契約を満了し、新しく翻訳チェックの仕事がスタート。翻訳サポートなどを経て、現在は英文事務を含む翻訳の仕事をしています。時給は派遣スタート時から比べると、700円上がりました。TOEICを利用して仕事を代えたおかげで、大幅に時給が上がったのです。
では、次のページで資格取得に向けたプランニングについてお話します。