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鈴木さん今何才?来年4月の全員の年令は?すぐ出せます Excelで社員の年令表を作ろう(2ページ目)

総務や労務、人事を担当している事務担当者は、社員の年令が必要になることがあります。今何才?来月40才になる人は?等々、年令を計算するのは意外と面倒。Excelで年令表を作っておいたら便利です。

執筆者:平井 実穂子

「今日」の年令を計算する(1P)
任意の日付で年令を計算する(2P)
ダウンロード(2P)


任意の日付で年令を計算する


1.計算したい日付を入れる


年令を計算したい日付を入力します。

この場合は、来年の4月、2006年4月1日時点での年令を計算することとし、
E2セルに、2006/04/01と入力してみました。

2.数式を入れる

2006年4月1日の年令を表示したいセルに、

=DATEDIF(C3,E2,"y")

と入力します。
ここではE3セルに入れてみましょう。


年令が表示されました。

さあ、後は前のページと同じように下のセルに数式をコピーして…。ちょっと待って下さい。このままコピーするとエラーになってしまうんです。

鈴木さんは正しく計算できたのに何で?

「絶対参照」の設定をしてからコピーする

普通にコピーすると、参照するセルがズレてしまいます。どのセルでも、E2セルの日付を使って計算するよう、絶対参照の設定をしましょう。

 絶対参照について、詳しくはこちらで≫ 「Excelの絶対参照って何?」(パソコンスキルの初歩・資格 /ガイド記事 )

3.絶対参照の設定


E3セルをクリックし、数式バーに、先ほど入力した数式、
=DATEDIF(C3,E2,"y")
を表示させます。

バーに表示されている数式の、「E2」の部分をマウスで指定し、F4キーを押すと、
写真のように、「E2」が、「$E$2」に変わります。
これで絶対参照の設定完了です。

※もちろん、=DATEDIF(C3,$E$2,"y")と入力してもOK

あとは、ドラックする等で、E3セルの数式を下のセルにコピーしましょう。
2006年4月1日の全員の年令が表示されます。

日付を変えればいろいろ使える

ちょっと面倒ですが、この年令表、一度作っておけば、「基準日」の日付を、都度変更するだけで、全員の年令を計算できて便利です。
社員名簿に、この式を入れた列を加えておいてもいいですね。

 社員の平均年令を出すならAVERAGE関数で≫ 「AVERAGE関数で平均も楽々」(パソコンスキルの初歩・資格 /ガイド記事 )


クリックしてダウンロード
今回ご説明したExcelファイルをダウンロードできます(datadef.zip)。

エクセルを使う・学ぶ

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