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タウンページ広告を貼り付けた振込用紙が届いたら… 紛らわしい請求書に注意!

タウンページ広告を貼り付けた、振込用紙が届くことがあります。でもそれはタウンページの広告料ではないのです。間違って払ってしまうことを期待してる(と思われる)、「錯覚商法」なるもの…詳しく紹介いたします!

執筆者:平井 実穂子

会社で事務を担当してますと、ホントいろんな郵便物が届きます。大切なものも、ゴミ箱直行のダイレクトメールの類も。
大切な郵便物のひとつに、請求書があります。形はいろいろ、支払い方もいろいろ。郵便局やコンビニで払える、専用の用紙が同封されていることもよくあります。中には支払期限が指定されているものも…。

「忘れないように期限内に支払わなくちゃ!」ですが、ちょっと待って!よく読んでからにして下さい。

NTTのタウンページの広告を貼り付けた、振込用紙付の紛らわしい請求書があるんです。
正確には請求書というより、振込用紙付の広告掲載申込書というものなのですが…。

私の手元にあるものを、見本として紹介しますね。

こんなカンジの、税金の納付書のような封筒で届きます。

の部分に「見本広告」として、タウンページから切り取った広告が貼り付けてあります。
郵便局の振込用紙がくっついていて、10日迄にお近くの郵便局へ!!と書いてあります。
会社名はNTT(NTTの正式名称は日本電信電話株式会社)に似ています。関連会社かな?と思うような…。

新しいタウンページが発行された後くらいに届くようです。ほぼ毎年のことで、何年も前から封筒も振込用紙も変わってないように思います。

ですがこれはタウンページ広告掲載料の請求書ではありません。

よ~く読んだら、はっきり書いてあるのです。
「この郵便物は当社発行の××の広告申込案内で、日本電信電話(株)の職業別電話帳と混同なさらぬようにお願いします」
と。

つまり、「タウンページに載せた広告と同じものを、当社発行の××という電話帳にも載せて下さい」という依頼なのです。

…ですが、届くタイミングといい、振込用紙同封といい、間違えそう。ていうか…間違えるのを狙ってない?

NTTのグループ会社で電話帳発行業務を担当している 、NTT番号情報株式会社 にお話を聞いてきました≫

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