電話応対を考えるシリーズPART1【社員を狙う『アヤシイ電話】 …お読みいただきましたか? まだでしたら、ぜひお読みいただきたいのですが、こちらでご紹介しました『同時多発TEL事件』のようなアヤシイ電話なら、対処はそれなりに簡単ですが、もっと困るパターンとして、例えば、名前を名乗らない方からの、 「社長さんいる?」 というのがあります。 「名前忘れたけど、総務のエライ人とかわって」 というのも…。 一般事務メールマガジン読者の方からも、こんな電話の対応に困ったというメールをいただきました。 名前も名乗らず、 相手「えーっと、総務の課長さん、名前なんていったかなあ。」 総務には部長はいますが、課長はいません。 私「え、課長はおりませんが」 相手「総務のえらい人いない?」 部長の間違いかと思いましたが、ちょっとあやしい。 私「名前がわかりませんと・・・」 相手「名前忘れちゃったんだよね。何ていう名前だったけね。総務のえらい人だよ。」 私「名前は申上げることはできません。」 相手「あ、そう」といって切れました。 (斉藤さま) これは判断が難しいですね…。 斉藤さまも「部長の間違いだったのでは…」と悩んだそうで、こういう電話は、本当に後味が悪いものです。 一般的な電話マナーから考えても、マナー違反は先方です。本音を言えば、こんな電話のかけ方で取りついでもらおうなんて、 甘いわ無礼者!……と言いたいトコですが、 実務は、マナーブックの通りにはいきません。 一般に公開している電話番号か、取引先等一部にしか公開していないのか等々、会社の状況も関係してきますので、社内でこういった電話の対応のしかたは、あらかじめ決めておきたいものですが、他の会社はどうしているのか…気になりますよね。 今回は、メールマガジンを購読いただいてるNoriNさまが、 こういった電話に、どういう対応をしているかを、詳しくお聞かせ下さいましたので、ご紹介したいと思います。 |