2007年10月17日に、ファイブ・ア・デイ協会主催の「子育て世代の野菜学入門」が行われました。第1部はファイブ・ア・デイ協会会長の富永祐民さん、第2部は服部幸應さんの講演、第3部のパネルディスカッションには、管理栄養士の竹内冨貴子さんがパネリストとして登場しました。

ファイブ・ア・デイ 1日に野菜を5皿以上食べよう!

子育て世代の野菜学入門
ファイブ・ア・デイ協会主催の食育シンポジウム「子育て世代の野菜学入門」
ファイブ・ア・デイとは、「1日5皿分以上の野菜と200g以上の果物を食べましょう」をスローガンに、バランスのよい食生活を啓発する運動です。1991年にアメリカで始まり、日本では2002年から活動が展開されています。スーパーマーケットや飲食店などで活動情報を見たことがあるのでは? ファイブ・ア・デイ運動は現在、世界30カ国以上で推進されていて、さまざまな世代に向けて健康づくりには野菜と果物をとることが欠かせないという食育活動をしています。

では「1日に野菜を5皿以上」という目標はどのくらいの量なのでしょうか? 1皿がだいたい約70gなので5皿食べると1日に350g以上の野菜をとることになります。厚生労働省の「健康日本21」が推奨する、1日あたりの野菜の目標摂取量は350gなので、「ファイブ・ア・デイ」は目標の350gをわかりやすく伝えています。そして厚生労働省と農林水産省が決定した、食事の望ましい組み合わせや量をコマのイラストであらわした「食事バランスガイド」の示す野菜料理の皿数5つとも連動しています。

食育は幼児期から

第1部のファイブ・ア・デイ協会会長の富永祐民さんの講演は、健康な生活を送るためには幼児期からの生活習慣が大切であり、特に食習慣は幼児期に決まるので、幼児期からの食育が重要だというお話でした。

生活習慣病は成人になって突然発症するものではなく、子どもの頃からの生活習慣が影響するので早い時期からの予防が必要です。食習慣、食の嗜好が始まる幼児期から食育に取り組むことが重要だそうです。またこれからの学校給食は栄養補給だけではなく、食生活を教育する場でもあると給食に対する期待についてもお話されていました。


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