厚生労働省の処分内容
厚生労働省から下された処分は、コムスン発表の文書によると、以下の通りです。■□
1.株式会社コムスン(以下コムスン)の全国8ヶ所の介護事業所において、「不正の手段により指定を受けた」という指定取消処分相当の事実が確認された。
2.これにより、コムスンの介護事業所について、平成23年12月7日までの期間、介護保険法に規定する指定・許可・更新を許可しない。
3.各事業所の更新時期が到来するまでの間、利用者に対するサービス提供を行うことは指定事業者の義務であること。
4.事業所が更新を迎えた場合又は廃止を行う場合には、それまでの間に、利用者への説明、他事業者への紹介等を徹底すること。
5.利用者の円滑な利用移行のための計画を作成し、本年7月末までに、厚生労働省、都道府県に報告し、以後、進捗状況を定期的に報告するとともに、必要に応じて行政の指導を受けること。
6.この他同社従業者の雇用確保への配慮すること。
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積極的な採用を行い、事業を拡大してきたコムスン。まさか全面撤退に陥るとは……。 |