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ガイド宮下の社会福祉士国家試験受験体験記(2ページ目)

2006年1月29日、ガイド宮下、社会福祉士国家試験を受けてまいりました。いやもう、すごい人! すごい難しい問題! すごい混んでるトイレ! 初体験の国家試験はびっくりの連続でした。その体験をまとめました。

執筆者:宮下 公美子

携帯電話はどうするか?

ところで試験室。統一模試の時に大教室だったので、そういうイメージで行ったけど、私の試験室は40人程度の小教室。通路の幅も机の奥行きも狭くて、なんだか狭苦しい~。おまけに南向きの教室だったので窓からさんさんと日が射し込み、とても暑くてまぶしい! ヤダなぁと思っていたら、試験官が開始前にカーテンを閉めてくれたので、ホッとしました。極端に寒い、極端に暑い教室もあると聞いていたので、脱ぎ着しやすい服装で行ったけど、私の試験室の空調はちょうどいい加減でした。

試験開始前、受験上の注意事項についての説明がありました。実は試験前、私、心配していたことが3つ。それは、携帯電話をどうするか、鉛筆を持っていくかシャーペンにするか、試験室に時計はあるか。

●携帯電話をどうするか
受験票には、「不正行為等の防止の観点から、試験場には携帯電話は持ち込み禁止、持ち込みが確認された場合は受験を無効とする場合もある」と書かれており、悩みました。一緒に受験している友人たちと、当日、連絡を取りたかったし。結局、電源を切って袋に入れて持っていけば大丈夫かなと考え、持っていってしまいました。いけないんですよね、ほんとうは。友人は、大事をとって家に置いてきたと言っていました。えらい!

今年は、持ってきただけで失格ということはなく、ホッ。ただ、受験注意の説明の時には「今すぐ電源を切ってカバンの中に入れ、足下に置いてください」とのこと。時計のアラームも当然、オフ。鳴ったら、試験官が受験票を預かり、受験無効にするかどうかを追って連絡、ということでした。怖い~。来年以降、どうなるかはわかりませんが、今年はこういう扱いでした。

●鉛筆かシャーペンか
受験票には「HBの鉛筆、プラスチック消しゴムを必ず用意すること」と書かれていました。私はふだんまったく鉛筆を使わないし、模試でもずっとシャーペンを使っていたので、どうしようかなぁ、と。これもネットで「Bや2Bの鉛筆だとマークシートを塗りやすい」という書き込みを読み、結局、Bを2本、2Bを1本を用意して持っていきました。ただ、折れてしまったとき不安だったので、シャーペンも用意。考えてみたら、鉛筆削りを持っていけばよかったのね。

試験前の注意では、「HBの鉛筆、プラスチック消しゴム、鉛筆削り、受験票以外は机の上に置かないように」とのこと。注意を受けたらしまおうと思い、シャーペンも出しておいたけど、特に何も言われませんでした。でも結局、鉛筆が塗りやすかったので、使ったのは鉛筆だけ。シャーペンはいらなかったなぁ。試験開始前に、回りの人たちを見たら、やはりみな鉛筆を2、3本用意してました。

ちなみに、カゼをひいているのでポケットティッシュを机に出しておきたい、というのもOK。ただし、場合によって、試験官がティッシュを確認する場合もある、とのことでした。私もアレルギー体質なので、新品のポケットティッシュを出しておいたけど、特に確認されるようなことはありませんでした。使わなかったし。

●試験室に時計はあるか
私はふだんまったく時計を身につけないので、実はこれも大きな不安材料。統一模試の時は試験室に時計があったので、あるかな、と思ったら、本試験の試験室は時計がありませんでした。一応、時計は持っていきましたが、ふだん身につけないだけに、止まっちゃったらどうしよう、などと考えてちょっとドキドキ。こんなことで悩むのは私だけか……。

>>>次は「いざ、試験開始!」
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