仕事内容/老人ホーム入居者に対する付き添いサービスです
(お話し相手、お散歩付添、趣味の相手、通院、受付付添、外出付添など)
年齢・資格/不問(心身共に健康な男女の方)
契約形態/業務委託方式(雇用ではありませんので社保・交通費はありません)
業務形態/9:00~18:00 週1日から5日 1日2時間から4時間業務できる方
※入居者とあなたの都合により調整。近隣の方歓迎いたします。
報酬/見習期間(原則2カ月)は1時間あたり600円 見習終了後1時間あたり800円
新聞の折り込みチラシでこんな求人広告を、私が目にしたのは2005年5月ごろ。ちょうど、「あなたの一票」 で「多くの軽介護者に本当に必要なサービスってなんだと思う?」と尋ね、「話し相手など、他者との触れあい」に、多くの投票をいただいていたので、これはおもしろい! と思いました。私自身、やってみたいと思い、プライベートで説明会に参加。話を聞いていたら記事で紹介したくなり、説明会終了後に社長の楓茂氏にお話を伺いました。その報告です。
主婦たちが詰めかけた説明会
この、介護保険外の付添サービスを提供しているのは、東京近郊で有料老人ホームを運営する(株)ライフコミューンの関係会社、(株)アライアンス※。事業内容は、高齢者に対する生活支援サービス(=付添サービス)です。付添サービスは、親会社であるライフコミューンが東京近郊に運営する老人ホーム入居者を対象に、希望に応じて話し相手や病院受診の付添など、介護保険外のサービスを有料で提供しようというもの。2005年6月に行われた9:30~16:30という長時間の説明会では、生活支援サービス事業の目指すものや、身体介護は原則行わないなど付添スタッフの仕事内容についての説明があり、続いて、言葉遣い、守秘義務などスタッフとしての遵守事項、高齢者の理解、コミュニケーション技法についての研修がありました。
参加していたのは40~50人ほど。30~60代ぐらいの女性がほとんどで、男性は2名でした。ヘルパー資格を持つ方も何人かいましたが、おそらくほとんどは介護初心者。人の役に立つ仕事がしてみたいけれど、仕事中心の生活はしたくないという主婦の方たちだと思います。求人にも「週1回、1日2時間から」と書かれ、説明会でも「自分の生活優先で」「無理のない範囲で」と何度も言われており、パートで働くことにも二の足を踏んでいる方たちには、非常に踏み出しやすい仕事だと感じました。
※(株)アライアンスで行っていた生活支援サービスは、平成18年12月に新しく設立された(株)TSIに社員も含めて移管され、現在は、TSIとしてサービスを提供しています。(平成19年2月8日加筆)