介護業界での転職活動を進めて、いざ面接までこぎ着けたはいいけれど、あれ、服装はどうすればいい? 休日のことって聞いていいの? など悩んだりしませんか。そんな転職活動の過程での悩みあれこれにお答えします。
Q 問い合わせの電話では名乗るべき?
A 名乗りましょう!
採用担当者がよく言ってます。名乗らない人が多いって。しかもとても態度が悪い。聞きたいことだけ聞いてすぐ切る、忙しい時間帯にかけてきて一方的にしゃべる、しかも話の要領を得ない、面接で聞きにくそうな、休日や給与のことを聞きたがる、など。
きちんと名乗って、今は話をしてもいいかどうか聞いて、必要最小限のことだけ聞きましょう。名乗らなければ誰だかわからない、と思っている方、あなどるなかれ。話し方で、面接の時にばれますよ。
Q 面接の時の服装は?
A スーツなどきちんとした服装で
普段は体を動かす仕事をするわけですから、スーツで行くべきかって悩みますね。でも、やはり相手に敬意を表するために、スーツなど、きちんとした服装で行く方がいいと思います。引き続き見学、というような予定があるなら、何かお手伝いできるように着替えを持参したほうがよろしいでしょうか、と聞いてみてもいいかも。
Q 見学ってさせてもらえる?
A ケースバイケースです
施設などに面接に行ったとき、できればちょっと施設内を見学してみたい、そう思うことってありますよね。これに関しては、施設によって対応がかなり分かれます。見られて困ることはないから、どうぞ見ていってほしい、と言ってくれるケースもあれば、入居者のプライバシーを大切にしたいので遠慮してほしい、と言われるケースも。どちらももっともな話です。見学したい人は、もし差し支えなければ、と言ってお願いしてみては。
Q 休日や給与のことは面接で聞いてもいいの?
A もちろん。でもそれだけを聞くのはNG
給与や勤務条件次第で入職するかどうかを決めたいと思っているのであれば、当然確認すべき。ただし、それだけしか聞かないのでは、印象がよくない。研修体制や施設としての介護のポリシーなどを尋ねる、自分が勤務することになったらどのように役に立てると思っているかを話して、それに対する意見を聞く、といった、前向きな質問をしつつ、最後に勤務条件についても確認させていただいてよろしいですか、と尋ねるといいかも。
給与は絶対にこれだけはほしい、という額があるなら伝えたほうがいい。ただし、求人誌で給与相場はちゃんと調べておくこと。あまり法外な金額を伝えると、金額が折り合わなくて不採用になる場合も。そう考えると、どうしても採用されたいのであれば、あえて言わないほうがいいかも。また、経験や能力によって給与の額が変わってくる中途採用の場合、1次面接の段階で正式採用後の給与額を正確に算定するのは難しいことも覚えておいて。
ちなみに、給与は基本給と諸手当を月給としている企業が多いけれど、入社前にはそれぞれの内訳を確認したほうがいい。ボーナスと退職金は、基本給をベースに算出されるので、諸手当が多くて基本給が少ないと、ボーナス、退職金が思ったより少ないと感じることが多いので注意が必要。
>>次は面接で聞かれることは? など>>