求められる地域生産者と給食現場の連携
給食側のニーズにあう農産物の規格づくりがすすめられる |
生産者と学校給食を担う栄養士が、意見の交換をして地域農家と給食現場の理解を進めること、給食側のニーズに応えた農産物を提供すること、地域でどの時期にどのような作物が生産されるかといった情報提供、天候により農産物が納入できない場合の対策などに取組むことを呼びかけた資料も作成されています。
平成20年度に行われた取組みには、学校給食、社員食堂、弁当・外食などにおいての地産地消給食メニューコンテストの開催がありました。これは地元農産物を使用したメニューで競うもの。農林水産大臣賞に選ばれたは、(株)NECライベックスが、NECセミコンダクターズ関西福井工場へ提供した、福井県産食材を使った「とれたて福井ヘルシー弁当」。メタボリックシンドローム対策の弁当です。安定した食材調達の工夫として、季節に応じたメニューの提供、規格外品も積極的な利用をしているそうです。この社員食堂では郷土料理を提供し、家庭で作れるレシピの配布も行っているとのこと。文部科学大臣賞には、茨城県大洗町学校栄養士会の「磯の香手作りすり身団子鍋」ほか。
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