介護・福祉業界で働く・転職する/介護・福祉業界の仕事

ヘルパーの仕事ってどんなもの?(2ページ目)

未経験者向けにホームヘルパーの仕事を紹介。仕事内容、どんな人に向いているか、就職環境、給与、いい事業者選びなどについて、前・中・後編の3回で解説。前編は仕事内容について紹介します。

執筆者:宮下 公美子

●実際の動き方は?
登録制のヘルパーの場合、ほとんどの場合、直行直帰。事業者から依頼を受けたら、利用者の家に自宅から直接行って、指示された内容のサービスを提供し、仕事が終わったら、報告書を書いて、帰ります。

利用者の家までの移動時間、報告書を書く時間が、サービス提供時間に含まれるか含まれるかどうか、つまりは時給が支払われるかどうかは事業者によって違うので、よく確認を。残念ながら、含まれない事業者がほとんどですが……。

●登録制以外のヘルパーの仕事は?
常勤や正社員のヘルパーは24時間巡回型の仕事や、登録ヘルパーの指導、スケジュール管理、どの利用者にどのヘルパーを派遣するかというコーディネートなどを行う、コーディネーター(主任ヘルパー)の仕事を担当するケースがほとんど。

コーディネーターは、介護福祉士や1級ヘルパーなどの資格を持ち、ある程度のホームヘルパー経験を積んだヘルパーが任されるステップアップ職で、仕事の内容はデスクワークが中心。逆に言うと、現場の訪問ヘルパーの場合、常勤、正社員雇用は、あまり多くないと思っていた方がいいでしょう。

●関連リンク
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※このシリーズ2回目の「未経験でもヘルパーはできる?」では、就職環境や給与などについて解説します。
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