このシリーズ1回目のヘルパーに求められるものは?では、ホームヘルパーには30分単位で利用者宅を巡回していく「24時間巡回型」と、1軒の利用者宅で数時間、介護サービスを提供する「滞在型」という2つのタイプがあること、介護保険の報酬上の分類としては、生活支援、身体介護の2つがあることなどを紹介。

さらに、滞在型の介護サービスで気を付けるべきこと、登録制ホームヘルパーの動き方、登録制以外のホームヘルパーの仕事についても紹介しました。今回は、就職環境や給与などについて、現状を伝えていきましょう。

●ヘルパーの募集は今もかなりあるの?
新聞の折り込みチラシや転職情報誌を見ると、「ホームヘルパー募集」の広告は今もいっぱい。募集自体はたくさんありますが、その大半は登録制の非常勤ホームヘルパー募集で、雇用形態はパート・アルバイトなど。仕事の依頼があったときだけ、自宅から利用者宅に直接行ってサービスを提供するスタイルです。

●未経験でも資格があれば働けるの?
応募資格は、ほとんどがホームヘルパー2級以上。応募する際、ヘルパー経験者のほうが採用されやすいかというと、登録ヘルパーの場合、意外に未経験者OKという事業者も多いもの。というのは、利用者の家庭に入っていってサービスを提供する訪問介護の仕事は、介護技術だけでなく、「人柄」「コミュニケーション能力」「柔軟性」などが求められるから。

ヘルパー経験は長いけれど、措置時代の「やってあげる」という意識を引きずっているベテランヘルパーより、技術は未熟でもハートのある新人ヘルパーの方が、利用者の評判がいいことも少なくありません。

「面接で会った瞬間に、その人が訪問介護の仕事に向いているか向いていないかがわかる」と言う採用担当者がいるくらい、ある意味では、向き不向きがはっきりしている仕事でもあります。

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