ITの裏にある業務を再構築するのが狙い

IT系とか業務系とか言っているコンサルタントの仕事は、すばり言うと、この一言です。「基幹業務の変革による競争力強化」ということです。SIerなどの業界に勤めている方は、これの意味がよくお分かりかと思います。

コンサルタントの仕事の目的は、ITをいじくることでありません。本当の目的は、ITの裏側にある企業の仕事の流れや仕事の仕組みを改革することにあります。
コストダウンをはかったり、スピードアップを図ったりして、より競争力のあるものにすることです。さて、ここで、考えてみてください。

たとえば、「商品を注文した情報を元に、24時間以内に製品を組み立てたい」という話があったとします。これはまさにDELLコンピューターがやっていることです。DELLコンピューターは、実はコンピューターの完成品の在庫を持っていないのです。

お客さんがウェブからDELLのパソコンを発注するとどうなるか。まず、発注したパソコンの内容をみて、どの部品が必要かを判断し、在庫のあるサプライヤーに部品を注文します。

その部品は24時間以内にデルの組み立て工場に集められ、パソコンに組み立てられて、検査のあと、発送されます。この仕組みにより、DELLは、在庫を持たないことで売れ残りをゼロにし、その分低価格で勝負をすることができるのです。

DELLの仕組みをつくるためにコンサルタントがやることとは?