コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

フレームワークはビジネス力の基本(5ページ目)

フレームワークを作る、フレームワークで考えるとはどういうことでしょうか?実際のケースを元にフレームワークの考え方を実践します。

執筆者:大石 哲之

フレームワークを編み出す力こそ、ビジネス力の基本

最後に。コンサルタントの仕事というと、ビジネス書などに書かれている既存のフレームワークを適用するのがフレームワーク術だ、と捉えられがちですが、そうではありません。

そのまま既存のものが当てはまる場合はいいですが、たいがいはそう簡単ではありません。自分でオリジナルのフレームワークを編み出すことが求められます。問題を鋭く構造化したフレームワークを編み出すことができる能力こそまさにコンサルタントの付加価値なのです。

フレームワーク作りは、コンサルタントの基本の基本です。日頃からいろいろなものをフレームワークで考える訓練をしてみるのがよいでしょう。コンサルタントみたいに難しい問題でなくても、今回の例で取り上げたように、見積りといった事柄にも応用できます。

つきつめると、すべてのビジネスシーンでこのフレームワークの考え方は応用が効くのです。フレームワークがちゃんとしている資料は、ものすごくわかりやすいものになります。その意味で、フレームワークを考える力こそ、ビジネス力の基本であると言えます。
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