フレームワークで語れば全体が見える
このフレームワークの良いところは何でしょう。まず、全体が把握できます。見積りの要素はなにとなにがあって、それぞれどういうオプションが存在するのか一目瞭然です。さらに、これを使って考えることができます。議論することができます。自分がどこに費用をかけようとしていて、どこは節約しようとおもっているのか、いろいろと組合わせを考えながら詰めていくことができます。
さらに、この枠組みは、見積りを出す方も、写真集をつくりたいほうも共有していますから、共有の考え方のなかで、考え方はぶれない、思いをひとつにできるという効果もあります。フレームワークを使えば、考え方を整理するだけでなく、議論するための共通の枠組みも提示できるのです。
ちなみに、ピンクで囲ったところを、「カジュアル写真集プラン」と称して、「やや薄目の紙ながらよい印刷で、ソフトカバーのカジュアルさを出した、パンフレット的にぱらぱらめくることができる、低価格の写真集プランです」といったようにすることができます。
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