本を作るときの4要素
さて、先ほどの、写真集の見積りのフレームワーク版を提示しましょう。まず最初に考えるのは、写真集が何によって成り立っているかということです。写真集の製本は次のような要素に分解できそうです。「写真を印刷するときの印刷クオリティ」
「使う紙」
「カバーの質」
「本のサイズ」
印刷クオリティがよければ、それだけ値段もあがります。使う紙によっても、値段は上下します。ソフトカバーかハードカバーによっても値段が変わります。本のサイズによってももちろん値段がかわります。
つまり、「値段の変動要素」となりうるものを洗い出して、全体を定義するということがまず大事です。その上で、それぞれの項目に「費用高」「費用中」「費用低」という横軸を設けてみたらいかがでしょうか?
次のページに、フレームワークを示します。