コンサルタントで働く/コンサルタントの転職ノウハウ

コンサル転職活動にかかる時間の見積もり方(3ページ目)

4月1日入社を目指して転職したい!いったいいつから活動を始めればいいのでしょうか?転職活動にかかる時間の見積もり方を教えます。

執筆者:大石 哲之

面接にかかる期間のまとめ

・最初の面接まで 1ヶ月
・面接と面接の標準間隔 3週

この2つの数字と、面接回数がわかれば、およその期間は見積もれます。

たとえば面接が3回の企業であれば

最初の面接(1ヶ月) + 2次・3次面接(2回×3週=6週) =2ヶ月2週

で最終面接が終了します。その1週間後に採用の通知がくるとして、約2ヶ月と3週間かかるという計算です。

面接の回数

では、気になる面接の回数ですが、少ないところで2回。標準的には3回くらいが相場になります。ITコンサルや業務コンサルで、比較的前職のスキルを判断しての採用ができる分野は、少ない回数で決まることが多いでしょう。また、若手の場合はある程度ポテンシャルで採るため、見極めは少なくて済みます。

一方、年俸が1000万を超えるようなポジションの場合、複数の人がじっくりスキルや人物の見極めを行うため、面接回数は多くなります。主要な役員クラスとすべて会う必要があるため、面接回数が5回を超えたというようなケースもあります。

そして、面接回数がとりわけ多いのは戦略系のファームです。戦略系のファームでは、標準で5~6回ほどの面接を受ける必要があります。一度に2名と面接することもあるので、必ずしも6回の来社が必要があるわけではありませんが、それでも4~5回は面接に行く必要があります。

また多くの戦略ファームでは別途筆記試験がある場合があります。それを加えると、結局5~6回は選考に行く必要があります。以上から、戦略ファームの場合は、どんなに短くても4ヶ月、通常6ヶ月を目処に考えておく必要があるでしょう。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます