書類審査
ファームによってバラツキがありますが、１週間から２週間、長いところですと３週間近くかかる会社があります。傾向として、応募の数が多い大手のファームほど時間がかかることが多いようです。また、大きなファームでは複数の部署が存在しているので、さらに時間がかかるようです。例えば、会計系の部署ではNGだけれども、SCM系の部署ならOK、といったことがあるため、可能性のある人材は、複数の部署に書類が回覧されるということもあります。そのため、書類が部署を一巡して、返ってくるのに２－３週間という場合も存在します。
書類を出したらすぐに結果がくる、と思い込んでいるのは大間違いといえましょう。
書類審査を早めるコツとしては、やはりエージェント経由で書類を出すほうがいいでしょう。人事部と結びつきが強いエージェントであれば、そのエージェントからきた人材は一定の評価がありますので、優先して審査してくれることがあります。
最初の面接
次に時間がとられるのは面接の設定です。面接は人事部ではなく現場のコンサルタントが行います。そのため、忙しいコンサルタントの時間を面接のために調整しないといけません。時間ができたからといって明日、明後日に面接がうけられるはずもなく、どんなに早くても１週間、普通は２週間後くらいの設定になります。つまり、
書類審査２週間、面接調整２週間 ＝ 最初の面接は１ヵ月後
という基準があります。これは覚えておいたほうがいいでしょう。つまり、書類を出してから、最初の面接まで１ヶ月かかるということです。
また、基本的には面接は平日です。夜間だとしても、１９：００スタートくらいまでになります。そういったことからも、非常に忙しく、平日の時間が月に２－３日しか取れない人だった場合、最初の面接をセットするまで２ヶ月くらいかかるようなこともあります。
その後の面接の間隔
もちろん、面接終了後、すぐに合否がわかるわけではありません。１－２日で結果がくると思っている方もいらっしゃるようですが、実はそんなことはありません。私の経験上、結果がくるまでおよそ１週間というのが平均です。仮に合格していたとしても、そこから次の面接の調整をして、２週間後に日取りをセットしたとしても、合計で３週間です。面接と面接の標準間隔 ＝ ３週間
これも覚えておいたほうがいい数字ですね。
