海外で働く・転職する/海外での仕事・働き方

世界を学ぶ「クラブメッド」で働く 後編(2ページ目)

前半の記事では、グローバルマネージャとしてのサストレ氏についてお話をうかがってきましたが、後半はG.Oと呼ばれるとくにリゾートで働くスタッフの裏側についていろいろと教えていただきました!

執筆者:須子 はるか

高度な語学力がなくても大丈夫!

高度な語学力がなくても大丈夫!
●クラブメッドのG.Oになるのにどれくらいの言語力が必要ですか?

日本国内にあるのクラブメッド(北海道・サホロ、石垣島・カビラ)で働くところからでも国際的な体験はできるでしょう。海外のクラブメッドの場合には、基本的な英語能力は求められますが、どちらかと言えば「人と関わりたい」という好奇心を大切にしています。

たとえば、ある日本人の男性は、ボラボラ島で働くうちにフランス語を覚え、現在は国内のクラブメッドでマネージャーとしてフランス語を生かしながら働いています。大切なのは、語学力そのものというよりは、コミュニケーション力や人間力だと思います。

●トレーニングや研修はありますか?

G.Oは通常の職業とはだいぶ違うところもありますので、必ず現地にはいる前に、G.Oライフについて学ぶ時間を設けています。その後現地でOJTを通して具体的なプロセスや手順について学びます。また、その職種のエキスパートであるトレーナーが各リゾートを回り、研修を行うこともあります。

たとえば、もともと他の職種のG.Oとして採用されていても、サーカスに興味があればクラブメッドの中でトレーニングを受けることができます。

さらに、マネージャーやチーフになれば、他のリゾートで働いているG.Oと一緒に一か所に集まってトレーニングを受ける機会もあります。

クラブメッドの仕事のひとつは、どこにいっても働ける能力をもった人を育てることでもあると考えています。いうなれば「人生の学校」みたいなものですね。

●G.Oを面接する際に大切にしているのはどんなことですか?
まず、わたしはその人の目に輝きがあるかどうか?を必ず見るようにしています。情熱があり、前向きかどうか?という点は具体的なスキルや技術よりも大切です。

●余談にはなりますが、クラブメッド内で恋愛が発生することは?
クラブメッドの価値のひとつは「Liberty」ですので、あえて恋愛を禁止したりすることはありません。他の企業と同じように、クラブメッドで未来の奥さんや旦那さんに出会っているケースもあります。もちろん、それが目的で働いているわけではありませんが(笑)。

ただし、自由と責任は表裏一体であることを忘れてはなりません。

●最後に、クラブメッドに顧客として訪れたい!という方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、そんな読者へのメッセージがあればお願いします。

知っていることと、体験することはまったく違います。
とにかく体験しに来てください!



前後編、いかがでしたでしょうか?少しでもG.Oのお仕事に興味あり!と思ったあなたは、さっそくクラブメッドのサイトを訪れてみてください。

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