前半の記事では、グローバルマネージャとしてのサストレ氏についてお話をうかがってきましたが、後半はG.Oと呼ばれるとくにリゾートで働くスタッフの裏側についていろいろと教えていただきました!



≪前編≫
クラブメッドとは?
クラブメッドが愛される理由
グローバルマネージャになるための秘訣
≪後編≫
G.Oのお仕事とは?
やっぱり気になる待遇は?
高度な語学力がなくても大丈夫!


G.Oのお仕事とは?

G.Oのお仕事とは?
●さて、読者の中には、G.Oの仕事に興味を持っている人もたくさんいらっしゃると思うのですが、少し彼らについて教えていただけますか?

G.Oは、クラブメッドの心臓であり、G.Oのいないクラブメッドはクラブメッドではありません。

実は、オフィスで働いている人も、各リゾートで働いている人も従業員はすべてG.Oと呼ばれており、現在世界中に18,000人います。

大きく分けるとG.Oは3種類に分類することができます。
1)オフィスG.O
パリや東京などのオフィスで働いているスタッフのことです。
2)リゾートG.O
各リゾートでアクティビティのインストラクターをしたり、バーやレストラン、「ミニクラブ」、バックオフィスなどでの業務に従事するスタッフです。また、夜に上演されるショーの出演者としても活躍します。
3)リゾートG.E
宿泊部分で、ポーターの役割を担ったり配膳をしたりするスタッフで、主に現地で採用しています。

●特に各リゾートで働いているG.Oについてお伺いしたいのですが、具体的にはどんなお仕事があるのでしょうか?

レセプション、、経理、人事、バーやレストラン、スポーツインストラクターなどをはじめとして、90種類もの職種があります。また、ひとりがひとつの役割に限定されるわけではなく、現地に入ってから興味のある職種に関する知識や経験を身につけたり、同時に複数の役割をこなせるようになることも多いのが特徴です。

G.Oという言葉のそもそもの意図は、「クリエーター・オブ・リンク」。すなわち、お客様とG.Oのつながりを作り、お客様に楽しんでもらうことが役割ですので、決められた役割以上の幅広い期待に応える必要があります。

●G.Oの人数構成などについて教えてください

ひとつのクラブメッドでは、平均して15~20の異なる国籍のG.Oが集まっています。日本人G.Oは、世界中に現在150人程度(リゾートG.Oのみ)。男女比はほぼ半々と言ってよいでしょう。



やっぱり気になる待遇は?

●G.Oの中には、長期で働く人もいらっしゃいますか?

G.Oのキャリアには2通りあります。ひとつは、数シーズン(2~3年)わたしたちと一緒に働き、自分について学び、世界について学ぶきっかけを得られるような働き方です。よく私は、クラブメッドで働くことを、「Experience of Life」と表現しています。

2つ目のパターンとしては、クラブメッドに長く働くことを希望し、かつ私たちもその人の可能性を認めた場合、昇進したり、オフィスGOとして配属されます。

クラブメッドのユニークな点は、どのレベルからも昇進は可能であり、GEだった人が、G.Oになり、マネージャになり、シェフ・ド・ビラージュと呼ばれる総支配人になることも不可能ではありません。実際、私と一緒に働いている人事の人材にも、もともとリゾートでバーGOや、ブティックGOをしていた人がいるくらいですから(笑)。

東京、シンガポール、パリなどにある各オフィスには、もちろん外から新たに人を採用することもありますが、クラブメッドのリゾートで働いた経験のある人材も数多くいます。

●先ほど、「昇進」というキーワードが出てきたのですが、現場で認められて昇進する人の共通点にはどのようなものがあるのでしょうか?

まずは、すばらしいパフォーマンスを出すことです。そして、いつでも自分の可能性を伸ばそうとしていること。最後に、クラブメッドの5つの価値観を共有していることでしょうか。

●G.Oの給与、保険や年金、退職金などはどのように設定されているのでしょうか?

給与に関しては、その人の国籍と働く国よって変わりますが、基本的に住まいや食べ物が保障されています。さらに休憩時間や、休日には、クラブメッドの施設を利用してスポーツやアクティビティを楽しむこともできます。

年金や退職金については、働く年数や形態によってかなり差がでてきます。長期で働く人については、都度条件を提示し、それに対して双方で合意を形成していきます。

さて、それでは次のページからクラブメッドのG.Oに仲間入りするために必要な語学力やトレーニングについてうかがっていきます。