≪入門編≫
▼MBAってなんですか?
▼MBAプログラムの種類
▼学校選択の基準は?
≪初級編≫
▼MBA留学までのプロセス
▼まずは、自分を掘り下げよう!
▼情報収集のコツ
≪中級編≫
▼GMATとは
▼MBAの出願書類
▼MBAエッセイのポイント
≪上級編≫
▼いよいよMBA留学!
▼MBA取得者のキャリアパス
▼たかがMBAされどMBA
GMATとは
GMAT試験は3つのセクションから成り立っています。
●Analytical Writing Assessment
「writing」ですので、簡単に言えば作文です。GMATは、二つのエッセイを課せられ、それぞれに対する制限時間は30分。コンピュータ試験になってからは、書き直しが容易になりましたが、スペルチェックやグラマー(文法)チェック機能は使えないようになっています。
●Verbal
センテンスの文法上の間違いを指摘したり、文章を読んで選択問題に答えたり、また短い文章に対して結論を弱めたり、書いたひとの推測を確立したりという技術を求められます。すべてパターンが明確です。
●Quantitative(Math)
いわゆる「数学」のセクションで、基礎的な数学の知識があれば簡単に解ける問題と、質問に答えるために与えられた情報の要不要を検討するパターンの問題があります。
GMAT受検のコツに関しては、改めてスペースを割いて書いていきたいと思いますので、今回はひとまず概要のみにとどめます。
MBAの出願書類
MBAを受検する際に提出が必要な書類は以下です。準備に時間がかかるものもありますので、早め早めに準備しましょう。●願書
最近は、ほとんどの学校でオンラインから入手することが可能です。ダウンロード後プリントアウトし、利用します。
●エッセイ
エッセイは多くのスクールで非常に重要視されます。何のためにビジネススクールに入りたいのか、卒業後のビジョンなどを書くことが多いようです。
●大学の英文卒業証明書/成績証明書
大学を卒業している必要がありますので、卒業証明が必要です。また、大学時代の成績も選考に加味されますので、成績証明書が求められます。
●TOEFLのスコア
海外からの受検の場合必要です。ただし、米国の大学を卒業している、など免除可能な条件があります。
●GMATのスコア
上記GMAT試験の結果です。場合によっては不要というパターンもありますし、なかには交渉次第で免除してもらえるパターンもあるようです。
●Resume(CV)
ビジネススクールでは、ビジネススクールに入るまでの経験は財産と考えられます。それまでのキャリアの棚卸をした履歴書を送付します。
●Reference
上司や学校時代の先生からの推薦文です。たいていは2~3通求められます。ただ、「いい」と書かれてもあまり意味はなく、その学校でどのように活躍しそうか、といった具体的なポイントにまで落としこめていることが重要です。
上記以外に、面接が課せられる学校もあります。
これだけの準備を進めるためには、プロジェクト化して、かなりしっかりと進捗管理をしないと行き詰ってしまいますね。
さらに、次のページでは、提出書類の中でもとくに大切なエッセイのポイントについてお伝えしたいと思います!