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夢の生活(9) リオデジャネイロ編 摩訶不思議な街!リオで働く

イパネマのビーチ、輝く水着の女性たち、夜を徹して繰り広げられるナイトライフ。リオデジャネイロは海と山と湖と、夜のライトに照らされた宝石のような街です。

執筆者:須子 はるか

イパネマのビーチ、輝く水着の女性たち、夜を徹して繰り広げられるナイトライフ。リオデジャネイロは海と山と湖と、夜のライトに照らされた宝石のような街です。


リオデジャネイロのここが魅力!
リオデジャネイロの求人状況は?
ブラジルのビザ事情
リオデジャネイロの生活費


リオデジャネイロのここが魅力!

リオデジャネイロのここが魅力!
「リオデジャネイロ」

そう聞いて、いったい人はどんなイメージを抱くのでしょうか?サンバ?ビーチ?大きなやしの木?

私が初めてリオを訪れたのは、2年前。ブラジルの東北部で地域開発のプロジェクトに携わっているときのことでした。プロジェクトが一段落して、東北部から海岸線沿いにリオまで下りてきたのです。

リオは、別名を「Cidade Malavilhosa(摩訶不思議な町)」と言いますが、足を踏み入れてみて初めてその理由を知ることが出来ました。通常の街には、あるわけがないような山のごとき巨石がビルの合間に頭を突き出し、道をすこし入れば延々と続くビーチ。そして、街の真ん中に「忽然」という表現がぴったりなほど突然に大きな湖が。

この世界の中にたくさんの街がありますが、リオほど人の心にインパクトを残す場所も少ないのではないでしょうか。それは、まるでリオのビーチでときおりみかける、美しく、あどけなく、挑発的な少女の瞳のように一度見たものの心を捉えて離すことがありません。

また、リオ生まれ・リオ育ちの人のことを「カリオカ」と呼び「人生を愉しむ天才だ」という風に誇りを持っているのも素敵です。



リオデジャネイロの求人状況は?

サンパウロに比べると圧倒的に日系人の少ないリオデジャネイロ。それでも最近は健康ブームにのって、日本食のレストランはずいぶん増えています。

また、食品の輸出入に関しては、かなりのボリュームがあり、現地で日本人の担当者を探していることがあるようです。ただし、その場合にも日本語だけではなく、ある程度ポルトガル語が話せることが条件になります。

ブラジルでは、他の国と違って昔ながらの「日本人会」という組織が発達しています。「ブラジル青森県人会」といった、出身県ごとのコミュニティが充実しているのです。こうしたネットワークを利用して就職活動を進めるのもひとつの方法でしょう。

さらに、日本にもブラジルのコミュニティがあるせいか、日本語の情報サイトもかなり充実しています。たとえば、ブラジル・サイトには、ビジネス情報からサッカー、サンバ、さらに笑いの小話まで満載です。

さて、それでは、摩訶不思議な街リオデジャネイロで働くために必要な就労ビザをとるにはどのような手続きが必要なのでしょうか?次は、ブラジルのビザ事情をお伝えしたいと思います。
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