アヴァンティスタッフ
人材紹介事業部 次長 関根冨佐雄さん
人材紹介事業部 コンサルタント 星合和夫さん
経歴書は自分の「広告」
まず、セールスポイントを明確に書くといいですね。自分は何をしてきたか、そしてそれをもとに何をしたいか。そして職歴の中でセールスポイントに関係する経験を強調するといいでしょう。家電製品の広告でも、まず商品の特徴を目立つように書きますよね。それと同じです。
また、注目されそうな事は強調して書きましょう。例えば経理だったら、「連結決算業務」「国際会計」といった企業が欲しがる経験・スキル。特に応募の必須条件になっている事項は必ず書いてください。
書き忘れていたり、特に強調せずさらっと書いていると、経験値が浅いと判断されてしまうこともあります。
時々経験があるのに、自分では「書くほどのことではない」と思って書いていないなんてケースもあります。そういったことを防ぐためにも、応募前に紹介会社に内容を確認してもらうといいですね。
<回答>
ヒューマンリソシア
Vice President 廣江 隆司さん
企業のニーズに合わせて簡潔に
ながながと書かないこと。企業が求めているスキル・経歴と、自分の経験・スキルで合致する点にフォーカスして、簡潔・明確に書くことですね。枚数としては2ページくらいにまとめるといいです。
<回答>
ブライトキャリア
営業開発部長 片山恒雄さん
読む人に訴える最高の経歴書とは
内定を勝ち取るための書類作りは簡単です。しかし、入社したはいいものの、大げさに書きすぎた書類と現実にギャップがあっては後々自分が困ります。本当に自分にあった職務経歴書を作ることが大切です。
人間的なことでも技量的なことでも何でもいいので、「これは人に負けない」「これは絶対にできる」ということを強調してください。たくさんなくてもいいです。例えば「まじめ」とか「順応性がある」など。
「人に負けない」ものを一言ではなく、どういうことに対してまじめなのか、どういう考えで取り組んでいるのかを伝えてください。マニュアル的な表面的なものではなく、「ハート」がこもっていることが大切です。
その為には、自己分析をしっかりと行い、本当に「人に負けない」と思える部分を見つけて下さい。それでこそ、生きた言葉となり、読む人に訴える力の強い最高の経歴書になります。