外資で働く・転職する/外資への転職ノウハウ

転職コンサルタントが語る「転職の現実」Vol.3 選考突破する職務経歴書の書き方(4ページ目)

倍率の高い書類選考にも突破する最強の履歴書・職務経歴書・レジュメとはどんな書類でしょうか?反対に、ひとめで「後回し」の山に積まれてしまう書類とは・・・?人材紹介会社13社に教えていただきました。

執筆者:柏木 梨花

<回答>
パナッシュ
ITスタッフィング部 シニアHRスペシャリスト 菅 良枝さん

数字を盛り込むこと

応募するポジションの要件を十分に理解して、自分の経験・スキルをどのようにアピールできるかを整理してください。技術者の場合は、求められる技術要件を具体的な経験・知識を含めて書くことが大切です。また、どの企業にも同じ書類を提出するのではなく、企業・ポジションに応じて内容をカスタマイズしてください。

また、成果を客観的に書いてください。「高い評価を得た」ではなく、「何パーセントコストを削減した」とか「何パーセント売り上げをアップした」など、事実をもってアピールすることが大切です。


ANJO
ANJOインターナショナル マネージャー 佐藤昭司さん

<回答>
ANJOインターナショナル
人材事業部人材紹介課 マネージャー 佐藤昭司さん

過去と現在だけでなく、未来もイメージできる書類

まず、求人概要と企業のホームページをじっくりと読んでください。
そして今までの経歴とリンクするところがあれば、その部分を強調してください。
職務、業界、扱っていた商品など少しでもマッチしていたら結びつけて書くといいですね。

また、ありがちなのが、過去と現在の記述で終わってしまうパターン。企業は「この会社でこれをしたい!」といった強い気持ちをもっている人が欲しいのです。ぜひ、その企業の業種や職務内容にリンクさせた未来の展望も書いてください。過去・現在があって、それをもとに次はこれをしたい、だからこの会社を受けた、ということを伝えるといいですね。


  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 9
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます