外資系に適応しやすい性格・行動パターンとは? |
外資系に適応する人物像とは?どんなタイプが外資系で能力を発揮できるのでしょうか。
お仕事情報検索サイトジョブチェキ!で、常時約6000件ほどのお仕事情報を提供しているテンプスタッフ。その中でも外資系を中心に英語力が必要とされる案件に特化したテンプスタッフインターナショナル部門のマネージャー飯高直人さんと、日々外資系企業の人事と接触をしている、クライアントサービスリーダーの橋本渉さん、植田一美さんに、外資系に適応する人物像について派遣のケースでお話を伺いました。
求められるのはこんな性格・行動パターンの人
ひとことで言えば成熟している人。自立していて、ただ指示を待って動くのではなく、自ら仕事を生み出せる人です。
外資系企業からのリクエストとしてよくきく単語は、フレキシブル、タフ、クイックレスポンス。
スピードについていけるか
まず、外資系のスピードについていけるか、という点がチェックされます。外資系は日系企業に比べ、組織がフラットなケースが多くその分承認が早いなど、全体的に仕事にスピード感があります。
また、日本企業のように事前に根回しをして万全に体制を固めた上で進める、というのではなく、とりあえず進める、それもボスの意志ひとつで仕事が始まり、やってみてダメだったらそこでまた考えてやり直す、といった進め方が多いので、突然の変更や問題発生にも対応できる柔軟性が求められます。
時間管理ができるか
それから、時間管理ですね。突発的なことがおきたり、同時に複数の業務を担当する場合、プライオリティーをきちんとつけられることが大切です。早く帰ってもいいけど、やるべきことはやっといてくださいね、というのが外資系のスタンスです。
自分の意見をもち、表現できるか
また自分の意見がはっきり言えることも大切です。指示を仰ぐにしても、自分なりに進むべき方向とその方法を描いた上で上司に確認できるといいですね。「私はこうするといいと思うけれど、どうしますか?」といった聞き方です。
以前の外資系企業に比べると日本の文化、商習慣に合わせている企業が増えてきましたね。
また数年前から、外国人社員、特に本社からの駐在社員が減ってきていることも原因としてあると思います。
外資系と言っても日本国内にある会社ですし、社員や取引先の大半は日本人です。
日本人と上手くやれることは当然求められますね。
外資系経験者はやはり有利?
外資系での勤務経験者は有利ですね。外資系企業での経験者をリクエストされる外資系企業は多いです。やはり、外資のスピード、文化に慣れていると判断されるのでしょう。
外資系企業での経験がない場合は、1社目が大手企業であることが望ましいです。これはきちんとした教育を受けている、つまり日本の企業でのビジネスマナーをきちんとわかっている、と期待されるためです。
外資・日系両方での経験があると理想ですね。
企業からすると、どちらの文化もわかっていて適応できる人材といった安心感がもてるのだと思います。