2009年7月22日創刊された働く妊婦さん向けの定期購読誌『ninps(ニンプス)』 |
妊娠中の不安を少しでも軽減したい!
働く妊婦は、すでにワーキングマザー
18~34歳の未婚女性を対象とした調査では、全体の3割の女性が「仕事を続けたい」と希望しており、「妊娠したけれど、仕事も手放したくない(もちろん、子どもも)」という女性も増えてきていることがわかっています。ただ妊娠中は、心身ともにさまざまな変化が起こり、戸惑うことも多いもの。つわり1つとってみても、症状は人それぞれですし、不安になる方も多いことと思います。
また、職場で妊娠しても働き続ける前例がない場合、周囲は独身女性や男性が多い職場で理解を得られるのかなど、不安要素を数え上げればキリがありません。でも、母親としてお腹の赤ちゃんは、しっかり守ってあげたい。
そんな「働く妊婦」の皆さんのために、心強い雑誌が誕生しました。その名も、"ninps(ニンプス)"。妊娠したこと、また月数が進むごとに、体は、仕事はどうなるのかという不安や対処法など、さらに妊娠中のキレイやマネー、復帰のための準備など、編集者が自ら妊婦として仕事を続けられた経験が生かされた非常にきめ細やかな冊子になっています。
■はたらく妊婦のための妊娠・出産情報サイト
ガイドも妊娠4か月まで仕事をしていましたが、つわりがひどく、満員電車での通勤もきつかったので働くのをやめました。それまでは、周囲の人に言えず、重い荷物を持ったり、「急ぎ」の用事の時小走りしたり。
辞めたときはホっとしましたが、母親(私)もお腹の赤ちゃんも安心して働き続けることができたら、どんなに良かったでしょう。この『ninps』のような働く妊婦さんを応援する雑誌ができると聞いたときは、「時代が変わったんだな~」とつくづく思いました。
許されるなら家庭も、仕事も、子どももと欲張りにいきましょう。頼もしいワーキングマザーがどんどん増えていくことを心から願います。