1964年生まれ。埼玉県出身。日本女子大学在学中に、ラジオのパーソナリティとしてデビュー。以後、ドラマ、司会、エッセイの執筆、講演などで幅広く活躍。著書に「おしゃべりなからだたち 向井亜紀式交友録」「16週 あなたといた幸せな時間」「会いたかった 代理母出産という選択」「家族未満」などがある。94年1月、プロレスラーの高田延彦と結婚。双子の男の子の母親。
撮影/福村順平 |
ブログの更新が振り返りの時間
―(ガイド)ブログでは、毎日のご様子がよくわかります。いつ書いていらっしゃるのですか?向井亜紀さん:毎週金曜に大阪へ行き、一泊して土曜の朝、旅の情報番組に出演するという生活を16年間続けているのですが、その移動中の機内でデジカメで撮った写真を見ながら、今週は何があったっけなんていう風に振りかえります。週に一度の更新ですが、1つのいい区切りになっているんです。物思いにふけりすぎて、東京-大阪間のフライト時間中に書ききれなかったりもしますが(笑)。金曜日に更新しないと、読者の方から「何かあったかと思って心配してました」というメールをもらうこともあるんですよ。
意外?!実は、ネガティブ
―(ガイド)はじけるように楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。向井さん:楽しいことを書かないと、だんだんネガティブになってしまうからなんです。実は私、普通にしていると、これもだめだった、あれも失敗したと考えるタイプなんです。だから意識して、「今日は、空がキレイだった」とか、「きれいな色のマフラーを見つけた」とか、「お花屋さんのミモザがキレイだった」とか、「子どもがこんなことを言ってくれた」とか、小さいことでもいいので楽しいことを数えるように心がけていて。
お話をうかがっていても、元気いっぱいで笑顔が素的な明るい方という印象ですが、実は、つい出来ないことを数えてしまう方なんて意外ですね。次は、お子さんたちが通う幼稚園での様子を教えていただきました。