女性の転職/女性の再就職・職場復帰

エレガントビューティ 君島十和子さん前編(2ページ目)

女性雑誌で名前を見ない月はないというぐらい「美」のカリスマとしてご活躍の君島十和子さん。表参道のサロンにうかがってお話をうかがってきました。その美の秘訣とは?

執筆者:川崎 あゆみ

コンサバティブなイメージからの進化

―(ガイド)十和子さんというと「コンサバティブ」なイメージがありましたが、最近は雑誌などで新しいメイクやファッションにも挑戦されているようにお見受けします。

あまりパンツは履かないイメージかもしれませんが、家ではジャージですし、子どもの運動会ではデニムをはくんですよ。
君島さん:若いときは、自分が心地よかったらそれでいいと思っていましたし、飾り気のない分、私らしさが出てくると思っていました。でも年齢を重ねていくうちに、同じ白いシャツを着るにも、若い人が着るのと比べて、何かテクニック使わないとね。失ったものを補う何かが必要だなと思うようになってきたんです。

普段の私は白シャツになんでもないスカートで歩いていることが多いですけれども、こと被写体になった自分を客観的に見ると、いつまでもコンサバティブなままだと何も変化がなくて、それはそれで美容を発信している人間としてどうなんだろうと感じるようになりました。

美の基準ってどんどん変わっていくものですから、「今」に敏感な人間じゃないといけない。「ずっとあの人一緒ね」っていう人の言うことを果たして、人は聞きたいだろうか。「あの人は常にスキルアップして、今の情報を取り入れているよね」っていう人の話を聞きたいと思うんですよね。

新しいことを始めてみると、やっぱり新しく発見することがあります。私にはこれが似合うとか、そういうこだわりも大事ですが、こだわりすぎてしまうと、失うものも多くないですか? 昔は、私は被写体になるときは、「ベージュか白しか着ない」時期がありました。でも当時の写真は、どれを見ても同じ印象なんです。取材のたびにカメラマンの方がいらして、撮影するということは、変化を求められているからですよね。君島十和子らしさを失わずに新しいことを取り入れていく。全く流行のもので身を固めてしまうのかということではなく、「君島十和子はどんな風に取り入れているのか」というのも、一つの表現方法ですよね。

変化することを恐れない

―(ガイド)なかなかブラウンのアイシャドウから抜け出せないなど、無難なところから抜け出すには勇気というか、思い切りが必要です。

一歩を踏み出すには勇気が必要。でも後になって「やっておいたら良かった」と後悔するのは嫌なんです。
君島さん:やってみたら意外に「いいじゃない」って思えることっていっぱいあるんですよ。やらないで後悔したことっていつまでも自分の中にじくじたる思いが残りますが、やってからの後悔ってそんなに残らないものです。失敗したらやめればいいわけですし。それができるようになったのも、35歳を過ぎてからですね。


十和子さんは、ご自分を常に客観的に見ていらっしゃるように感じました。独りよがりな「キレイ」にならないためには、そういう視点が必要なんですね。
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