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エイジレスビューティ 冨田リカさん 前編

41歳の時に読者モデルとして、雑誌『STORY』に登場した冨田リカさん。雑誌にとどまらず幅広くご活躍されています。「美しい年齢の重ね方」やリカさん流の「自分の磨き方」などについて、お話をうかがってきました。

執筆者:川崎 あゆみ

雑誌『STORY』に読者モデルとして登場して以来、その年齢を感じさせない美しさと高いファッション性に、読者からの大きな反響を呼んでいる冨田リカさん。最近では、雑誌を始めテレビ、CMとそのご活躍の幅を大きく広げていらっしゃる冨田さんに、リカさん流の“ライフスタイリング術”をうかがってきました。

冨田リカさん
冨田リカさん:短大卒業後、幼稚園教諭、塾講師として勤務。結婚後、幼児教室を主宰。2003年、41歳のときに雑誌『STORY』の読者モデルとして登場。2007年、社会人編入学した大学を卒業後、4月から日本テレビ番組『スッキリ』の木曜日のコメンテーターも努める。2008年にはマンダム『プロデュース』のCM出演するなど幅広く活躍。2008年2月、初のビジュアルブック『冨田リカ Style Book』を刊行。 撮影/福村順平

リカさん流 素敵な年齢の重ね方

-(ガイド)先日、46歳のお誕生日を迎えられたそうですが、リカさんは年齢を重ねるということを、どのようにとらえていらっしゃいますか?

46歳なんてまだまだ子ども(笑)。人間的にまだまだ成長が足りないと思っています。私が目指しているのは、70、80歳になったときに、内面から輝いているようなおばあさんなんです。年齢を重ねれば、シミやシワがあるのは当たり前じゃないですか。でも年齢を重ねてこそ個性や生き方が顔にじみ出るのであって、そこに魅力を感じますね。

日本の女性は年を取ることを恐れすぎていると思いませんか。見た目の美しい人はたくさんいるけど、生き方やライフスタイルに自信があって、自然な生き方をお手本にできる人は、まだ少ないですよね。精神的に自立した自分らしい生き方をしているイタリアやフランスの大人の女性に憧れます。

あえて辛いことに挑んで、自分を育てる

日々をただ漫然と生きてきたら、人生なんてアッと言う間に終わってしまいます。一人に一度だけ与えられた人生を、どんな風に過ごすのか。これから先、年齢を重ねていけば、今のままの外見ではいられません。でも、40代の今ならまだ、心と体が一致している状態ですから、今のうちにいろんなことを体験しておきたいと思っているんです。

とは言え、新しいことに挑戦するには、もちろん辛さもあります。でも辛いと言って逃げていては、成長はできないと思いませんか? 辛さを乗り越えることで、また強くなれるし成長もするわけですよね。私が、新しいことや大変そうなことにあえて挑戦するのは、「自分を育てたい」からなんです。成長するって、とっても楽しいことです。

次に、41歳で読者モデルになられたお話をうかがってみましょう>次ページへ
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