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モノを作る喜びを仕事に ガラス工芸職人(3ページ目)

自ら手がけたものが形となり、人の手に渡る。「自分の仕事が目に見えることがうれしい」と感じる人が増え、今、モノを作る仕事が注目されています。今回は、ガラス工芸作家にお話を伺いました。

執筆者:三輪 貴子

独立を決めたキッカケ

当初は、元パートナーの会社の事業の一部として立ち上げ、細々と運営していました。離婚をきっかけに会社を独立させることになり、紆余曲折ありましたが、離婚3年後にようやく独立することになりました。

どのようにして技術を学びましたか?

思うように彫刻が出来るようになったのは、1年後でした(羽藤さん)
ガラスへ名前やメッセージを刻む彫刻の方法は、2日~1週間もあれば習得できると聞いていました。そこで、早速機械を購入。購入先の方に、使い方や制作方法を教えていただきました。ところが、想像していたよりも技術を習得するまで時間がかかり、思うように彫刻が出来るようになったのは、1年後でした。

はじめたころは、名入れの仕事もそれほど多くなかったので、時間を見つけては、最初にあこがれていた工芸品をつくりはじめました。そのときに一度教室へ習いに行きました。

今思えば、工芸品は奥が深いので、いろいろな先生に学ぶ機会をもてばよかったかもしれません。自分がどんなものを作りたいのか、全くイメージできないまま習いに行くと、学んだ先生の手法や考えに染まってしまうかもしれないと思ったので、結局全て独学になりました。

現在のお仕事について

サンドブラストによるガラス工芸品の制作、および名入れやメッセージなどの加工品制作をしています。オーダーメイドによる工芸品は、インターネットショップで販売をしています。

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