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どうしてる?放課後の子どもたち

働く母親を悩ます「小1の壁」。既存の学童でもない、ベビーシッターでもない、新しいタイプの民間の学童施設が登場。「キッズベースキャンプ」の島根事業部長にお話をうかがってきました。

執筆者:川崎 あゆみ

KBC島根さん"
キッズベースキャンプ代表 島根さん。ご自身の体験から、「放課後の子どもたちが安全かつ有意義に過ごせる場所を」と思いつかれたことが事業に。
「小1の壁」という言葉をご存知でしょうか。

それまで、保育園の延長保育や会社の勤務時間時短制度を利用しながら、乗り切ってきたワーキングマザーたち。子どもが小学校に入学することで、時短制度の利用はできなくなり、学童保育の利用も午後6時までになります。かといって母親が帰宅するまでの時間、1人で家で留守番をさせるのも心配です。

子どもの安全が脅かされている昨今では、「放課後に子どもと一緒に過ごす大人がいない!」ということで、働くこと自体をあきらめたり、お給料をそのままベビーシッター代に使ったりと、小学校入学後の放課後をいかに過ごさせるかが、共働き家庭の前に大きな壁となってたちはだかります。

あったらいいなの学童施設が登場

そこで、こんな子どもの預け先があればいいなと思う希望を挙げてみると

・安心して預けることができる
・子どもが楽しく行ける
・信頼できる大人の目がきちんと行き届いている
・時間延長が可能
・送迎サービスつき
・お迎えが遅くなる場合の食事の提供
・医療機関との連携
・長期の休みの場合も対応してもらえる

などなどたくさん思いつきますね。実は、これら全てを満たした民間の学童保育が登場したのです。今回は、先日、朝日新聞の夕刊でも紹介された放課後の子どもたちを預かる民間の学童保育施設「キッズベースキャンプ(以下、KBC)」をご紹介します。先日、事業の発案者である、島根太郎代表にお話をうかがいました。

きっかけは、ご自身の子育て&仕事の経験から
保育園は、入園前から苦労がスタート

大人の目"
放課後から親が仕事から帰宅するまでの時間は、「安全」かつ「楽しく」過ごさせたいというのが親の願い。
川崎:島根さんご自身が、お子さん2人のお父様。KBCは、ご夫妻で仕事をしながら子育てをするという、ご経験に基づいて起業されたそうですね。

島根:私たち夫婦は共働きのため、2人の息子は保育園と公立の学童にお世話になっていましたが、保育園の入園やお迎え、学童の催しなど、様々なところで、疑問や憤りを感じることが多々ありました。

川崎:一体どんなことに疑問や憤りを感じられたのでしょう?

島根:まず、保育園の入園に関してですが、実は、長男を預けるときは、すぐに認可保育園に入れず、預け先を探すのにとても苦労しました。結局、隣駅の認可外保育園まで電車で通い、1年待ってやっと認可保育園に入れました。

さらに次男のときも、4月の時点で満5ヶ月以上でないと入園できないという規定があるため、入園当時は、まだ満4ヶ月だったため入園できず、たまたま最寄り駅にできた認証保育園(認可外)で1年間待つことになりました。

川崎:私も、もう今から15年ほど前になりますが、娘を4月から市立の保育園に入れたくて申請はしたものの、すぐに許可が下りなかったので、1ヶ月だけですが、認可外の保育園に入れました。その後、4月から入れることになったので、良かったですが、ビルの一室にある認可外の保育園に預けるのは、とても不安でしたし、保育料もとても高かった記憶があります。

島根:保育の質もそうですし、料金の問題もあります。ご存知の通り、認可保育園の保育料は、月に4~5万円ですが、認可外だと月7~9万円もかかります。あとは、お迎えの時間に融通が全くきかず、これもとても苦労しましたね。

「急いでも、閉園時間ギリギリ」「お熱があるから、迎えにきてください」は、親も本当に切ない。 次ページへ>>
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