英語を自由自在に使って、仕事をする姿には、やっぱり憧れます。 |
育児中にあらたにTOIECかビジネス英語検定など英語関連のテストに挑戦された方もいるでしょう。でも、たいていは、学生のときに取ったか、仕事を始めてから結婚までに取ったという方がほとんどではないでしょうか。(とかくいうガイドも、英検もTOEICも10年以上前に受けたきり・・・・・・)
今回は、お仕事再開に向けて、英語力を取り戻したい、あるいは、これから始めたいという方に“英語でお仕事”についてをお送りします。
仕事や職種によって求められる英語力
英語力をはかるのに使われる英語検定試験は、実用英語検定、TOIEC、TOEFLが一般的ですが、それぞれどの程度のレベルで「仕事で使える」と認められるのか見てみましょう。「今更・・・」という感じかもしれませんが、あらためて英語のレベルを確認して、目標を立てる目安にしてみてください。【英検なら2級】
多くの方がお持ちの、英検2級は「高校卒業程度」のレベルと言われています。果たして、2級レベルで実務が可能かどうかは、少し疑問なので、できれば準1級が欲しいところです。
【TOEICなら600点】
ご存知の通り、合否が出る試験ではないので、現在の自分の力を知るのに適したテストです。また、コミュニケーション能力に重きをおいたものなので、実際の仕事に使える英語能力があるかどうかを計るのに広く用いられています。
<TOIECスコアとコミュニケーション能力>
Eレベル 215点以下 コミュニケーションができるまでに至っていない
Dレベル 220点以上 通常会話で最低限のコミュニケーションができる
Cレベル 470点以上 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内で
は、業務上のコミュニケーションができる
Bレベル 730点以上 どんな状況でも、適切なコミュニケーションができる素
地を備えている
Aレベル 860点以上 Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
(財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)
【TOEFLなら480点】
英語を母国語としない留学希望者の英語力を測定するための試験。主にアメリカの大学入試判定のために使用されます。ちなみに、外資系企業では480点以上が望ましいとされているようです。
<レベルの目安>
450点~550点:2年制大学レベル
550点以上:4年制大学レベル
600点以上:大学院レベル
その他、外資系企業で勤務するなら国連英検、ケンブリッジ英検などもPRになるでしょう。目安は、国連英検ならB級以上、ケンブリッジなら英検2級(PET)以上とされています。
実際の仕事では、具体的にどれくらいのTOEICスコアが必要なのかを見てみましょう。次ページへ>>