営業では、商品の説明をする前に、まずは「自分」がどんな人間なのかを知ってもらうことが大切 |
「独立したい」「好きなことを仕事にしたい」と思っていらっしゃる方は、必見です。「やりたくない」では済まされない「営業」をクローズアップしてみましょう。
成功した先輩たちの営業方法とは?
■ポスティングもいとわないアロマテラピスト外資系の航空会社に客室乗務員として勤務中にアロマセラピーを学び、その後独立。現在、アロマセラピーサロンを経営していらっしゃる庄司恵さんは、はじめてサロンを開いたとき、さまざまな「営業」をされたそうです。
例えば、サロンの存在を知っていただくために、手作りでパンフレットを作成し、アロマセラピーの仕事の合間、地図を片手に街中を歩き回り、ポスティング(パンフレットを1件づつポストへ投函していくこと)。すぐには思ったほどの効果は上がらなかったそうですが、それでもあきらめずにポスティングを継続した結果、少しずつ、確実にお客さまを獲得し、サロンの運営を軌道に乗せました。
営業の基本:地道な努力を惜しまないこと・あきらめないこと
■365日企画書を送り続けたライター
金融関係の仕事からライターへと転職を果たした、服部貴美子さん。人脈もないところからのスタートだったにもかかわらず、着実に階段を上り現在は多方面でご活躍していらっしゃいます。以前お伺いしたインタビュー記事でもご紹介したとおり、「はじめは自分が書きたいと思った雑誌の編集部に、毎日頼まれてもいない企画書を書いて送り続けた」というパワフルさ。また、「仕事がしたい」気持ちを、周りに伝えていることで、仕事が増えてきたそうです。
営業の基本:積極的に「自分」をアピールすること
■地域の掲示板や口コミで評判が広がったサロンアドバイザー
好きなことを仕事にした数多くの女性をご紹介する中で、注目度の高かった記事が「自宅開放型サロン」を運営していらっしゃる藤枝理子さんでした。はじめたころは、はじめは生徒さんがあつまらず苦労されたとおっしゃるサロンも、いまや予約待ちの状態に。ポスティングをしたり、フリーペーパーへ掲載するなどしているうちに、次第に口コミでサロンの評判が広がりました。
営業の基本:媒体へ掲載するための知識もあればよし
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