さて次に実際にあなた自身のプロフィールについて具体的に書いていくことになります。

行動予定表
前に働いていたのは、ずいぶん前という人も多いはず。でも、前職の内容を詳しく書いてPRにつなげます。

履歴書の脚色は、NGです!:学歴・職歴

学校卒業年度や就職・退職の年などは、年代早見表などを使って正確に記入してください。また、同じ年号や校名などの繰り返しでも、面倒くさがらずに全て書いてください。「〃」などの省略は不可です。

<学歴>
・中学卒業から記入します。高校以降は、入学・卒業両方を書きます。大学は、専攻、卒論のテーマまで書くようにしましょう。
・社会人になってから趣味や資格取得のために通学した場合でも、専門学校や専修学校は、学歴になります。その他のもので、スクールに通ったというものは、「資格・自己啓発」欄に記入します。

<職歴>
・正社員で働いた仕事は、全て書いてください。3~6ヶ月の短期のアルバイトは、基本的には記入しなくても良いようですが、応募する職種に関係のある内容のものでしたら、良いアピール材料になると思われますので、書くことをおすすめします。詳しい仕事内容に関しては、「職務経歴書」を添付しますので、そちらに書くようにします。

くれぐれも学歴や職歴に少し色をつけてみようとか、思わないこと。事実と違うことが判明すると、採用の取り消しということにもなりかねませんよ。

ここぞと自分をアピール:資格・自己啓発欄

ここで応募する職種にどれだけの能力、熱意を持っているかを示すことができます。また、その人の興味・関心や自己啓発に関する熱心さがわかります。業務に直接関係なさそうな免許や資格も記入しましょう(これに関しては、賛否の分かれるところでもありますが。あなたの良識の範囲で)。でも資格なら何でもいいから書くというのではなくて、英検であれば2級以上など世間的に認められるレベルのものを書きましょう。

また、いつ取得したのかも大切です。何年も前に取った英検やTOEICのスコアは、それこそ賞味期限切れ。逆に「最近取得した資格」からは、あなたの常に学ぼうとする姿勢をアピールできます。応募職種に関連があるもので、資格取得のために現在勉強中のことがあれば、書いておきましょう。たとえまだ取得していない資格でも勉強中のものがあれば、自己啓発を積極的に行っている、向上心が旺盛など、アピールすることができます。

子育てと仕事の両立支援
好きな本、映画などは、あなたの人柄をよく表します。「趣味・特技」から、面接官と話がはずむことも。

面接担当者と話がはずむ?!:趣味・特技

直接仕事に関係がないようなものでも、採用担当者との話題づくりのきっかけにもなります。読書や映画鑑賞でももちろん良いのですが。その際、「最近観た映画でよかった作品は?」、「おすすめの本は?」などと質問される可能性があります。聞かれても答えられないと逆に印象を悪くしてしまう恐れもありますから、興味もないことを無理に書くことはしないでおきましょう。

でも、「ピアノ」や「お花」などの趣味でも長年続けている人なら、「物事を継続的にできる、根気のある人」という印象を与えることもできますし、グループで山登りなどの趣味なら「職場でも、ほかの人と助け合ってうまくやっていけそうだな」という印象を与えることができたりと、あなたの良さを間接的にアピールすることができますね。

どうしてその会社じゃないといけないの?:志望動機

事前に「どうして働きたいのか」「どんな仕事をしたいのか」など、自分の仕事に対する考えをまとめてから、履歴書や職務経歴書の作成にとりかかってください。特に「志望動機」については、どうして、その会社なのか、自分は、この会社でどう必要とされる人材であるのかを文章に表すわけですから、きちんと整理してから書き始めてください。

「近いから」とか「お給料が良いから」というのが志望の本心でもこれはNGです。また、「御社の将来性(あるいは安定性)にひかれて」などありきたりな言葉ではなくて、なぜその会社を選んだのか、何を求め、どう仕事をしたいのか自分の言葉で伝えます。募集職種で、求められているスキル・経験と、自分ができることをうまく合致させてアピールできるように考えてみましょう。なんでもいいから、仕事をください!というようなアピールは、逆効果です。

また、自信のなさから「未経験ではありますが」、「年齢は高いのですが」とどうしても前置きしたくなる気持ちはわかりますが、自分では謙虚なつもりでも消極的なイメージしか与えることはできません。ちなみに21世紀職業財団によると、「貴社で貢献したいと思います」という言葉がキーワードとのことです。

いきなり希望給与の提示はご法度!:本人希望欄

複数の職種を募集している場合は、希望職種を明記するのを忘れないようにしましょう。勤務条件などに関しては、「御社の規定に従います」など、無難な表現を使うのが一般的ですが、仕事をするのに何かと制約の多い私たち。その時間や勤務地以外に働くのがどうしても難しいという場合は、希望勤務時間、勤務地などは、書いておくようにしましょう。(最初からこちらの条件を提示するような形になると、印象は良くはありません。あしからず)ただし、時給○○円希望などといきなり金額をつきつけるのはタブーです。

ちょっと待って!封をする前に&投函の前に

・その履歴書は、前に書いたものをコピーしたものではありませんね?まして、不採用になって返却されたものを、「もったいない」と使い回ししたりしていませんね?丁寧に手書きしたものですか?

・履歴書は、なるべく折らずに封筒に入れます。できればクリアファイルに入れて、大きな封筒に入れて出しましょう。

・封筒の・宛名の社名、株式会社を(株)と省略して書いていませんか?また、株式会社は、社名の前?後?正しく書いていますか?

・封筒の表左下に赤で「履歴書在中」と書きましたか?

・裏には、自分の名前と住所を明記しましたか?

・切手の料金の不足はありませんか?万が一のことを考えて、できれば、郵便局の窓口から出すようにしましょう。切手代が不足したものは、失礼なだけでなく、受け取ってもらえない場合もありますから、注意してください。


履歴書は、過去を振り返る作業という印象を持っている方もいらっしゃると思いますが、そこから今後の自分の可能性を生み出すもの。過去も含めて今の自分の「良さ」を十分にアピールできる履歴書を作成してみてください。

次回は、履歴書では、アピールしきれない仕事上の経験、身につけたスキルなど、仕事内容の詳細を記載する職務経歴書の書き方をご紹介します。お楽しみに!

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