【ファイナンシャルプランナー】広瀬 美貴子さんFPオフィスひろせ(06年1月より“ライフ&キャリア・サポート.m(ドットエム)”へ屋号変更予定代表。FP協会熊本県支部幹事。自立と自律をテーマに、お金&働くことを考えるセミナーを多数開催。家計簿マムのサイト配信のメルマガ「マム☆レター」へ執筆するなど、活動の場を拡げている。
話 題 度  ★★★★☆
難 易 度  ★★★★☆
かかる費用 ★☆☆☆☆

今回ご紹介をする仕事は「ファイナンシャルプランナー(以下 FP)」。FPの言葉が持つ意味は、ファイナンシャル(家計・財政)のプランナー(立案・計画者)またはプランニング(計画をたてる)といわれています。生きていくうえで欠かせないお金。そのお金を、いろいろな側面からアドバイス、サポートするということは、今の時代、「人生」を考えサポートすること、といえるでしょう。今回は、FPの基本情報、およびFPとして活躍する女性へのインタビューご紹介をいたします。

FPの仕事とは? 働く場所は?

人はそれぞれ、叶えたい夢、人生のなかで大切にしたいもの、心配なこと、収入、既婚・未婚、子どもがいるかどうかなど、思い描くライフプランも、抱えている問題も異なります。その一方で、年金、保険、住宅ローン、投資など、自分に必要なものは一体何なのか、望むような生活をするには、これからどれぐらいの資金が必要なのか・・・。これらの疑問を解決するために、複雑かつ溢れる情報のなかから、本当に必要な情報や金融商品を選び取ることが難しい時代を迎えています。これまで「お金の話は、表立ってはしない」時代から、「充実した人生を送るために、お金についてきちんと考え、計画をしよう」と、お金についての意識は大きく流れを変え、「マネープランについては、プロに相談する」という考えが定着しつつあります。企業が、税理士などにお金について相談をするように、個人がお金について相談をし、アドバイスをうける場所(人)、それが、FPだといえます。

「個人のマネーライフをサポートする」と一言であらわしても、その立場はさまざま。保険会社や銀行などで、個人が金融商品を選ぶ際、アドバイスをするFP(企業系FP)。一方、実力をつけて独立し、クライアントの「人生」という大きな時間の単位を主軸に、中立的な立場でマネープランをアドバイスするなど、独自の視点で「お金」のサポートをするFP (独立系FP)。独立系FPの場合、総合的なコンサルティングを行なうケースも多々ありますが、「金融商品知識が豊富」や「株式投資には、より深い知識を持っている」など、なにかひとつ、コレ!と得意分野にスポットを当て、活躍をしているFPもいます。また、公認会計士、税理士、社会保険労務士などが、知識レベルのアップと顧客の信頼度をあげるために、FPの資格を習得する場合もあります。

FPの資格について

一般的に身近な資格は、NPO法人日本FP協会認定「AFP資格」と、資格レベルとしてはAFP資格の上に位置する「CFP資格」です。「AFP資格」試験を受けるためには、協会が認定する教育機関の研修受講が必要。スクールに通う、通信教育で学ぶなど、ライフスタイルに合わせて学ぶことができます。研修の受講時間は約70時間程度。68単位以上履修した上で、提案書を提出。提案書が合格ラインの得点であれば、「AFP資格」試験を受けることを許されます。試験は、年に3回(1月5月9月)に実施。この「AFP資格」試験は、平成15年、厚生労働省が認定する国家資格になった「FP技能士」2級試験も兼ねているため、合格すれば、「FP技能士2級」の資格も同時に得ることができます。(「FP技能士」は、1級・2級・3級の3段階にレベルが分かれています。)2005年12月現在、AFP資格の認定者数は、119,969人。CFP資格の認定者数は、13,065人。(NPO法人日本FP協会資料より)AFP資格の合格率は、学科23.5%、実技25.9%。

関連リンク:NPO法人日本FP協会(「AFP資格」「CFP資格」)の詳しい内容についてはこちら
関連リンク:社団法人金融財政事情研究会(「FP技能検定」)の詳しい内容についてはこちら

それでは、FPとして現在活躍している女性に、なぜFPになろうと思ったのか、資格を取得するまでの経緯などをお伺いしてみましょう。[次ページへ]