「自分に向いている(合っている)仕事はどう探したらいいのでしょう」
これもよく質問されることです。

私は、これに対しては、
「自分に向いている仕事は探すものではなくて、作っていくもの」
と答えます。
スタートしてから3カ月の間に、「あー、ダメだ。向いていない」と思った仕事でなければ、自分に向いた仕事になる可能性が十分にあると思います。

後は、どれだけその仕事が好きになれるか、です。
職場の人間関係や雰囲気といったこととは関係なく、「この仕事をしていると楽しい」「つらい場面もあるけれど、こういううれしいことがある」と思えるようになれば大丈夫。そう思えるようになったということは、その仕事が自分に向いた(合った)仕事になったということです。

3年続ければ、その仕事のおもしろさに触れることができると思います。
5年続ければ、さらに深いところにあるおもしろみ、醍醐味がわかってくると思います。
そして10年続ければ、仕事への自信と自分への自信が生まれてくると思います。

私が取材した、ある大学の名誉教授がこうおっしゃっていました。
「こいつは向いていないなと思っていても、その研究が好きで好きでたまらない人は、あるとき、信じられないような花を咲かせるものです。『好きこそものの上手なれ』とはよく言ったもの。好きという気持ちでやり続ける力に勝るものはありません」

仕事に自分を合わせようとして「向いている、向いていない」と悩むのはやめましょう。
今の仕事で「おもしろい」「楽しい」「やってきてよかった」と思える瞬間があるなら、それでいいじゃないですか。
そう思えるということは、すでに、その仕事はあなたに向いている仕事なのです。

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