この記事はこのような構成になっています


1.OLになることをまったくイメージできなかった大学4年生

2.歌かお芝居か。選択を迫られて悩んだ日々

3.メジャーでのスマッシュヒットから再びフリーに

4.次々と新しい出会いがあり、活動の幅が広がる





Elliさん

音楽大好きの私の主人が「ELLIS」の大ファンで、一緒におっかけ(!?)をしているうちにお話をさせていただくようになったのがElliさん。肩肘張らず、自然に生きていくことのステキさを教えてくださる方です。



1.OLになることをまったくイメージできなかった大学4年生

--子どもの頃のElliさんってどんなだったんですか?
「私、小さい頃、ぜんそく持ちだったのね。それで、学校では先生がこわがっちゃって体育の授業に参加させてもらえないなんてこともあって、自分を半分ぐらいしか出せなかった。でも、小さい頃からクラシックバレエを習っていて、そこでは思い切り自分を出せたから、そこに自分の居場所があるという感じだったかな」

--じゃあ、小学校はあまり楽しくなかった
「イジメられたりもしたしね。うちの母親ってちょっと変わってるんですよ。父が海外に行く仕事をしていた関係で、ハワイでムームーなんかをお土産に買ってきてくれてたのね。すると、母親がこれを着せるの、学校に行く時に。小学校の頃って、変わった格好をしてるとイジメられるでしょ(笑)」

--クラシックバレエはElliさんがやりたくて習い始めたんですか?
「そう。家の近くにお稽古場があって、小学校に入る前からいつも見てました。クリスマス前には皆きれいな衣裳を着て練習してて、すごく憧れたんです。そのうち、勝手に稽古場に上がり込んでタダで教えてもらうように。このことを母は知らなくて、小学校に入って正式に入校申込みに行った時、『この子、いつも来てますよ』って言われて母はびっくりしてましたね」

--じゃあ、初舞台はバレエの発表会?
「そうなりますね。ステージのそでで待っていたことをすごくよく覚えているんだけど、緊張した記憶はないんですよね。それよりも、自由になれたという感じが強かった」

--その後も、バレエはずっと習ってたんですか?
「27歳まで習ってました。途中、ジャスダンスやタップダンス、フラダンスもやったりね」

--すごーい。じゃあ、踊りを仕事にしようと思ったこともあるんですか?
「考えたんだけど、踊りの仕事といったらダンスの先生ぐらいしか浮かばなくて、これはなんか違うなって思ってた。自分で表現するならいいんだけど、先生は違うかな、と」

--じゃあ、大学を卒業する頃、就職についてはどんな風に考えました?
「とにかく、自分がOLになるイメージが持てなくて・・・。スーツを着て丸の内を歩くのは違うと思えて仕方がなかったですね」

--それで音楽事務所に?
「きっかけは、大学2年の時にミュージカルのオーディションに受かったことです。前から、歌やお芝居、ダンスで仕事ができればいいなとは思っていたけど、それでお金を得る方法がよくわからなかった。それが、ミュージカルに出させてもらって、『ああ、ダンスや歌でお金を得ていけるんだ』って思ったの。それで、大学を卒業して、その事務所にお世話になることにしました」

「表現すること」を仕事にするきっかけをつかんだElliさん。しかし、実際に芸能界で仕事をするうちに、いろいろな疑問を感じるようになります。